私は、秋元愛佳。JK。
だが、学校においては、扱いが家とではまるで違う。クラスに入ると、
「愛佳!来てくれて良かった〜」
これは、親友、咲。
「愛佳ちゃん!今日放課後あいてる?」
これは、大嫌いな、一応、形だけの
友達、実砂。コイツはウザイ。
他にも、どんどん言葉の雨が、私だけに降ってくる。抜け出したいけど、
抜けられない。これが、今の現実だ。
抜け出したい、なんて思うようになったのは、中2のとき。何故か、この日を境に、友達なんて、って思うようになってしまった。なぜだろう。何もかもが、嫌になった。そうだ。原因は、
実砂じゃないか?実砂のウザさに
どんどん。ストレスがたまり、精神的に辛くなったのかも知れない。
この気持ちをどうやって、咲に、香里に、愛に、伝えようか。