「プロローグ」
高校3年生の五月。
私は私立双葉学園大学附属高校に通っていた。
双葉学園は地元では制服が可愛いと評判
茶色のブレザーと白いブラウス。
紺色のカーディガンと赤色のチェックスカートに赤色のネクタイ。
(カーディガンとシャツは自由)
ちなみに赤は学年色。
緑と青があります。
(スカートも学年色である)
いつものように当たり前の時間。
「こなみ」
「あっ、瑞希」
「優花も」
私には二人の幼なじみがいました。
こなみと優花。
こなみとは同じ高校に通い
優花は地元の公立高校に通っています。
うちは女子高なので男子とは縁がありません
三篠東高校の制服はないためなんちゃって制服。
「あたし、彼氏できたー」
こうして喫茶店で三人でよく話します。
「嘘だー」
「優花が彼氏?」
「うそうそ!エイプリルフール」
「エイプリルフールはすぎたよ」
冗談を言う優花は・・・・。
そして帰る道・・・・。
その時は雨が降っていました。
ーギーーカシャンー
それから私の日常が失った。