第3話 陽太くんと陽菜ちゃん
7時を過ぎると、明るい声が聞こえてきた。
「お母さん!おはよう!」
「んー…お母さん、おはよー…」
甥の陽太くんと姪の陽菜ちゃんの声だった。
「陽太も陽菜もおはよう。」
お義姉さんが挨拶する。
部屋のドアがノックされて、しばらくするとドアが開いた。
「お姉ちゃん、おはよう!」
「お姉ちゃん、おはよー…」
「陽太くん、陽菜ちゃん、おはよう。」
陽太くんと陽菜ちゃんが入ってきて、挨拶をしてくれた。
陽菜ちゃんはまだ眠たそう。
陽太くんと陽菜ちゃんは挨拶すると、顔を洗いに行った。
陽太くんと陽菜ちゃんにとって私は叔母なんだけど、
そんなに年も離れてないから私をお姉ちゃんと呼んでいる。
私も姉弟みたいな感じで育ったから、甥と姪より、姉弟の感じがする。