ストーリー
もう…やめて…やめて!
は?聞こえなーい!大きな声で言ってくださ〜い!!
やめて!!!!
桜井架帆11歳。私は、いじめのターゲットになってしまいました…。もうどうしよう…。学校行きたくないし…もう嫌だ!助けて…!誰か……!
火曜日
おはよ! おはよー! おっは〜!
おはよう!と声が聞こえる。
私、いじめられるから嫌だったのに…
すると、走ってきて誰かが来るようだ。後ろを振り替えると
知花「かほ〜!!ベシベシベシ!」
あーあ、始まった。いっつも、ちはは、必ず、私は何もしてないのに私の背中、二の腕を叩いてくる。おかげで、赤くはれてしまった。
3時間目
なにかちはが、みの、凜、茉柚とこそこそ話している。何を話しているんだろう?
知花『ねぇ、かほってうざくない?』
凜『う、うん。そう…だね……』
茉柚『そう………だ……ね…』
知花『だよねー!みのは?』
美乃里『…………』
みのはだまりこんでる。すると、みのはうなずいた。私、嫌われてるんだ。
先生「みんな、明日から悩みウィークという、1年生から6年生が先生に悩みを相談するやつです。絶対に悩みを考えてください。」
はーい!
悩みウィークかぁ…
知花「ごめん!みの、今日ピアノあるから一緒に帰れない!ごめんね!」
美乃里「うん!バイバイ!」
私は、一人で帰った。すると、
美乃里「おーい!かほ〜!」
みのが走ってきた。
美乃里「なんで泣いてるの?私のせい?」
架帆「ううん、違う…」
美乃里「じゃあ、ちは?」
と言われたからうなずいた。
みのと私は公園のベンチに座った。
美乃里「どうして泣いてるか教えて。」
架帆「あのね、ちは…がね、最近……私のこと…にらんできたり…して…」
美乃里「そうなんだ。私も謝りたいことがあるんだ。あのね、ちはが凜と茉柚と私で話してたときあるじゃん?その時、かほのことうざくない?って言われてうなずいちゃったの。ごめんね。でも、かほは、優しいって思ってるからね!だって、私が一人でいたとき、遊びに誘ってくれたし。死んじゃったけど、華子に「いじめに負けないで!」って言ったことが伝わったよ。」
みの……
すると、架帆は泣いた。
美乃里「えっ!どうしたの?」
架帆「あのね、みのの言葉が嬉しかった。本当のこと言ってくれてありがとう!」
美乃里「うん。出来たら、かほに、ミサンガあげる。」
架帆「なんでミサンガ?」
美乃里「かほがいじめられないように。」
架帆「ありがとう!」
水曜日
いよいよ、悩みウィークだ。
先生「桜井さん良いよ。」
架帆「はい!」