「お嬢様、今夜のパーティー楽しんできてくださいね?」 「ありがとう。アンタに名が、必要ね。イアノで良いかしら。」 娘__アイリスは、歌うように告げた。 少女_____イアノはパアッと顔を輝かせた。 「ありがとうございます!お嬢様!」 「止してよ、アイリスで良いわ。」 2人の間に、友情が芽生えた瞬間だった。