死んだミルクの死体は、ダークエアフラワーの者が組織の本部に持ち帰り、トップの魔女が死んだミルクに洗脳魔法をかけたのだった。しかし、そのトップの魔女の魔法は、ミルクに少しだけしか効果を持続させる事はできなかった。そのため、計画を変更して、ミルクがある条件にあった時、ミルクを変貌させる魔法をかけた。
トップの魔女はミルクの父親に無差別殺人をさせると、呪い殺した。父親が殺した人々にもミルクと同じく変貌魔法をかけた。
そして、ミルクは蛙を見ると、変貌する体になった。
あの事件の犯人の「ダークエアフラワー」を見つけ、父の仇を打つために、ミルクは放浪の旅をする事にしたのだった。
ミルク「あ…そうだ…でも、ここは…?」
???「此処はラビオリ街で犯罪を犯した者を留置する牢屋だ。私は此処の管理をしているメビウスだ。」
ああ、そうなんだ…ってええっ!?
私、そんなに悪い事をしたの!?今まで変貌しちゃった時はちょっと尋問されるだけだったのに…
メビウス「知りたいか?」
はい。ってえ?何で心の声が聴こえるの?
メビウス「私は心を読む魔法を使えるのだ」
そうなんだ…きをつけよう。
ミルク「で、私は何をしてたんですか?」
メビウス「動植物園にいた蛙を見て変貌して、周りの客を15人程、火やら水やらの魔法を使って殺していたぞ?やっぱり覚えていなかったか。」
ため息混じりに言う。
そう。私は変貌すると自分が使える全ての魔法を駆使して周りの人々を殺してしまうのだ。