闇夜を照らす
あなたの微笑み
その輝きを閉じ込めた幾億の宙が
今夜もあなたのためだけに歌う
星々の瞬き 交響曲
それらを指揮するのは私
あなたという光に導かれて
無粋に彷徨う陽光は
やがて喪われるのでしょう
白夜の微睡み
永遠の彼方
繰り返す音色に身を委ねて
朝の来ない儘
夜に囚われた惑星で
いつまでも
あなたを歌っていられたなら
狂える綺羅星の煌めきに
網膜を焼かれた者同士ならば
あなたの創る私の旋律が
この宇宙の全てを彩る