希星side
「来桜!お-い!」
私が大親友である清野来桜の名前を呼ぶ。
「あ!希星おっはよ-う!」
壁の裏側の人達,聞こえてるかな?やばい..。
「来桜おはよぉう-!」
今から行くのは,私達【キラキラネ-ム】で悩んでいる女の子が通うキラキラ学校。
「月が今日はいないね-?」
お-ん,と微妙な言葉を返すとあくびを希星はした。
すると
「お-い!来桜-希星-!」
後ろを向くと,月が走ってやってきた。
「月!おはよ-ぉぉぉ」
月に挨拶をし,もう一度あくびをして前を向くと,そこにはうみひめこと泡姫と,ひめなっちゃんが歩いていた。
「行こっか!あの二人んとこ。」
来桜と月は走り出した。
あ-,ちょっと早いよ!と言いながら希星も走り出す。
「うみひめ-!ひめなっちゃ-ん!」
「あっ!らっちゃん,あ-ちゃん,きららんたん!」
「おっはよ-う,二人とも!」
挨拶を交わすと,ひめなっちゃんが笑顔で話し始めた。
「あのさっ,今日転校生来るらしいよ-!」
嘘-!まじで-!と来桜,月が言う。
希星は,ただ単に楽しみであった。
誰が来るのかな-?などと思った。
そして,とりあえず皆,教室へと入った。
すると,そこには与野本唯がいた。
「唯ちゃん‼おはよ!あのねあのね-!」
ひめなっちゃんが話し始める。
すると唯は
「あっ,そうなの-!ぴ-ちゃん,よく知ってるねぇ-!」
ひめなっちゃんは,これでも結構物知り。
「へへ-♪」とひめなっちゃんは言う。
すると..
「皆さんおはようございます!席についてくださいね-!」
私達と同じで,キラキラネ-ムの川野心奏先生が言う。
「今日は転入生を紹介します。入って-」
すると,一人の女の子が入ってきた。
「深沢姫凜です..よろしく..ね」
は?ぷりん..。
まあ良いや。結構標準ってか,普通の子だね。