「秋、晴れ。僕に風が吹いた。」
『僕には何もないって、ずっと思ってた。』
ため息ついて ふと覗いた窓に
映った僕は 知らない人に見えた
しまったままの あのスニーカーのように
走り出す場所を ずっと探してたのかな
あの頃の僕らは どんなに
泥まみれになっても
輝く時を きっと
いつでも信じてた
まだ譲れない僕だけの思いは 今もこの胸焦がしてる
誰よりも気付いていたんだろう
まだ終わりじゃないよ
変わらない明日を嘆くよりも 変わりたい今日を生きればいい
毎日が始まりだって気付いたなら
僕ら どこまでも行けるはず
玄関先で 控えめに揺れてる
名もない草は 小さな花をつけた
見慣れたはずの この街の景色も
新しい今を 刻んでいたみたいだ
何気なく 今歩き出した
この小さな一歩が
何十年先の僕の
未来へと繋がるよ
時に失うことを恐れすぎて 踏み出せない日もあるけれど
カッコつけなくていいんだよ
もう俯かないで
昨日の僕を守るよりも 胸騒ぐ今日に出会いたい
まだ知らない未来を開く為の鍵は
いつもこの胸の中にある
本当に良い歌で、とても泣けるので、ぜひ聴いてみてください!!