私は間違ってない あの子が全部悪い
私は正しいんだ あの子が間違ってるんだ
ずっとそう自分に言い聞かせてきた
でも 本当に悪かったのは私
間違ってなかったとしても 私が正しかったとしても
いじめられたくないなら 群れから外れたくないなら
間違ったことを笑顔で肯定しなきゃいけない
私が変わらなくちゃいけない
変わるって怖いけど いじめられるのはもっと怖いから
今日も笑顔で「それな」を連呼して
頭の中で制止する「いい自分」を必死に殺して
明日こそはって泣きながら叫んだ
ここから抜け出したいのに 抜け出したくない
やめたいのに やめたらいじめられるから
教室の隅にいるあの子にはなりたくない
つくづく思う、私はあの子じゃなくてよかった。
魔法少女mirai✡7っていう小説のキャラクターをテーマに書いてみました。いじめの話です。
素敵じゃん!また書いて下さい!!