>>861
……私は違うと考える
死=美学だと言ってしまったら、太宰治の「人間失格」はどうなってしまうの?
自殺してしまった芥川龍之介はどうなってしまうの?
神経衰弱による胃潰瘍で死んでしまった夏目漱石はどうなってしまうの?
死こそが美学であるのならは、世の中の芸術家はみんなみんな真っ先に死へとむかうはず
彼らは自分の思想を文章へ絵画へと反映させ、その世その世を物語ってきた
その中には世の中の流れに惑わされることのない、確固たる彼らの考えも含まれている
だからこそ死が美学であるのならば、こんなに作品は遺していないはず
もっと書きたくて、それでも叶わなかった
もっと描きたくて、それでも叶わなかった
でも、最期まで書こうと、描こうとした
そんな彼らの生き方は私にとってとても誉れなものだと思うよ
自殺する人の心理は分からないから断言はできないけど、色んな美学あるからなんとも言えない。
死が美学っていう言い方が悪かったけど、死って思っている以上に何かあるんだと俺は思う。
その証拠に死を題材とした作品は多く評価を受けてきた。
書いて書いてたどり着く美学が最終的にはその人の美学なんだろうね。
俺は書き続ける先に死がある気がしてならないんだ。
まあ、断言するのは物書きは変人が多い(真顔)