ジョン・スミスってのは欧米でよくある名前でな
あ、ストーリーはこんな感じだ。
「ナピ、おはよう!」
「ピクちゃんおはよう!」
私はナピ!何でも普通な妖精、ピクシー。
ピクシーっていうのは、妖精学校に通う一番下のランクの妖精。
魔法でも、お勉強でも、何でも普通。でも、少しドジ。
でも、ピクちゃんは今一番ハイピクシーに近いの。
ハイピクシーって言うのは、ピクシーの一つ上の種族。ピクシーは人を助けたりするのがピクシーなの。
ハイピクシーは、沢山人を助けたりして感謝を受ける妖精。ピクシーは人を助けて感謝され続けると、ハイピクシーになれるの。でも、私はドジだし・・・・・・難しいかな。
上級妖精は、人間に近いから、人間社会に溶け込んで人間さんを助けるの。
上級妖精は、風の妖精、【シルフ】、炎の妖精、【サラマンダー】、水の妖精、【ウンディーネ】、雪の妖精、【ジャックフロスト】、動物の妖精、【ケットシー】。
18歳になれば何かに目覚めて妖精になれて人間さんを助けに人間社会に行くんだけど、私は何になるかわからない。
でも、私はケットシーになりたい。ケットシーは、ワーウルフさんと仲がいい種族だから、私も憧れる。
「じゃあ、授業を始めるわよ。」
シルフの、ツキ先生が授業を始めた。
今日は人間社会の怖い闇と、人間さんを助ける方法。
でも・・・・・・・・人間社会って、怖いよぉ。
今日は、授業が一通り終わると、私はピクちゃんから呼ばれた。
「ピクちゃん、なぁに?」
「ナピ・・・・・・私、ハイピクシーになるみたいなの。」
え?ピクちゃんがハイピクシーに?・・・・・・・・・・・・・・・・・もしかして私、置いていかれたの?
ドジで普通ばっかりでお荷物だから・・・・・?
「でもナピ、私はハイピクシーになってもナピの友達だから、ナピも早くハイピクシーになってね!私、待ってるよ!」
ホッ。なんだ。ピクちゃん、私を置いていく訳じゃなかったんだ。よかったぁ。
じゃあ、私もハイピクシーになるために頑張ろう!
今の所はここまでだ。
ほう……私はいいと思います
メルヘンで可愛い