「 ねぇ、すみちゃん。今日はクリスマスだけど、私へのプレゼントとかあるの？ 」
「 勿論ありますよ。…ナナコさんには新しいマスク、千夏さんにはキャンディの詰め合わせに、依夢さんには小型爆弾で、雷羅さんにはキーボードです。なかなかセンスのあるプレゼントでしょう？ 」
「 ……すみちゃんって意外と察しが悪いよね、私だけに欲しかったんだけど… 」
「 そ、そうですか…？ごめんなさい、ちゃんとあやちゃんにはとっておきのプレゼントを用意してありますから！ 」
「 だーかーらー！違うんだって！私だけに欲しかったのー！ 」
「 えぇ……そんなこと言われてもぉ… 」
「 ちょっとあんたらさー、目の前でイチャつかれると苛立つんだけど。何？リア充爆発しろっての。 」
「 二人には何言っても無駄だって、雷羅ちゃん。私は私達でクリスマスっぽいことしよ？ 」
「 クリスマスっぽいこと……ブラクラ設置とか？ 」
「 それのどこがクリスマスなの？、芸術は爆発なんだよ？ 」
「 あんた、精神状態おかしいよ…… 」
「 せんぱーい、七面鳥とケーキとオードブル買ってきました！ 」
「 よし、これでクリパの準備もできたね。…ごめんね千夏、こんなパシリみたいなことさせちゃってさー。 」
「 気にしないで下さいよ先輩！私だって皆さんのお役に立てることが出来て嬉しいんですから！まぁ、どうしてもお礼したいって言うなら後で悪戯させて下さいね！ 」
「 おいおい……それとこれとは話が別でしょうがよ。 」
「 えー！先輩のいじわる！…わっ、ナナコさん大変です！七面鳥が大きすぎてレンジに入りません！ 」
「 緊急事態発生じゃんかそれぇ！千夏、大急ぎで七面鳥をバラバラに… 」
「 それなら一羽丸ごと買った意味がないじゃないですか！ 」
「 うふふ…他の皆さんがお二人でお楽しみの中、私はあの人を想い夜景を眺める…なんて素敵なことなんでしょう。 」
「 嗚呼、決して寂しいとかそんなんじゃありませんからね？本当ですよ？ 」
好きぃぃぃぃぃぃぃ！（語彙力）