ルフィサイド、コルボ山
エース「おいルフィ、どうしたんだよそわそわして。」
サボ「ルフィらしくねーな。珍しいなー全く。」
ルフィ「ああ、今日俺の姉ちゃんが来るらしいんだ。会ったことねぇから楽しみなんだ!」
サボ「へぇールフィのお姉さんかぁ、一体どんな人なんだろ……。」
エース「……ってことはさ、ガープのクソジジイも来んじゃねーのか?どうなんだよルフィ。」
ルフィ「知るかんなもん!!!なんで俺が知ってんだよ!!!」
エース「だいたい何で来るってわかんだ??答えろよ。」
ルフィ「マキノさんから聞いたんだ!それぐらい考えろ!!」
エース「考えられっか!!やるかこのやろう!!」
ルフィ「望むところだ!」
サボ「おい、その辺にしとけ。ったくお前らはかわんねーな!」
笑いながらサボはそう言った。だけど俺は胸騒ぎが止まらなかった。
ガープサイド 船上
ガープ「見ろカレン。あれがゴア王国だ。お前の弟、ルフィがいるところだ。」
カレン「へえ!あそこにルフィとエースがいるんだ!!ねぇねぇ、早くいこう、おじいちゃん!!!!」
そう笑顔で話しかけるのは、ガープの孫であり、ルフィの姉であるカレンだった。彼女は12歳と、彼らよりも年上だった。
ガープ「まぁ待ってろ。すぐにつくわい。」
カレン「やっとルフィに会えるんだー!もう待ちきれない!先行くね、おじいちゃん!!」
ガープ「じゃあまずはフーシャ村に行け。そこで酒場にでも行ってればいい。」
カレン「はーい!」
そういってカレンは6式の一つ、月歩を使いフーシャ村へと向かった。