カレンサイド フーシャ村
カレン「っと、着いた!!酒場に行く前に村長さんのところに行った方がいいよね!!あ、すいませーん!」
村人「おやお嬢ちゃん、何かお困り?」
カレンが話しかけた村人は、30代前半のお兄さんだった。
カレン「ちょっと人を探してたらかっこいいお兄さんがいたから聞いてみようと思ったの。」
村人「あはは、照れるなぁ。で、誰を探しているのかな。」
カレン「村長さんです!!」
村人「村長ならなら酒場にいるよ。なんでもガープさんが来るらしいからね。」
カレン「お兄さんありがとう!!」
カレンは常人とは思えない速度で走り出した。
村人「なんなんだ、あの子は…。」
カレン「なあんだ、最初っから酒場に行ってれば良かったんだ。あ、あれが酒場かな。」
そういってブレーキを掛けた…つもりだったのだが………
カレン「ちょっヤバイヤバイ、止まらなーい!!」
そういってる間にも酒場は近づいて来る。
ぶつかるっ!!そう思ったとき、カレンは止まっていた。いや、剃で空中に移動し、そのまま落下したのだ。
カレン「ふ〜、危なかった〜!さ、入ろーっと!!」
がちゃり
マキノ「いらっしゃーい…あら、子供?」
カレン「こんにちは、マキノさん。カレンと言います。」
マキノ「カレン……もしかしてガープさんのお孫さんね。ちょっと待ってて、ジュース出すから。」
カレン「あ、おきになさらず。それより村長さんはいますか?」
村長「君がガープのお孫さんか?」
カレン「あ、はい!エースとルフィがいつもお世話になってます。」
村長「あの二人とは偉い違いだな。ガープの孫とは思えぬ礼儀正しさだな。」
カレン「そうですか?」
マキノ「はい、ジュースよ。ゆっくりしていってね。」
カレン「ありがとうございます!!それよりおじいちゃん遅いな〜。」
そう思った矢先、ドアが勢いよく開いた。
ガープ「ぶわっはっはっは!すまないのぉカレン。上陸前に海賊を見かけたもんで捕らえておいた。」
カレン「おじいちゃん!!」
村長「ドアくらい静かに開けんか。ちょっとは孫を見習え。」
ガープ「まぁ大丈夫じゃよ。そのときは弁償してやる。」
マキノ「はい、お酒を持ってきましたよー。あとちょっとしたものですが料理も。カレンちゃんもどうぞ。」
カレン「ありがとうございます!!あ、おいし〜!!!」
ガープ「すまんのう孫の分まで。」
私達はしばらくこの酒場で過ごした。2時間程たっただろうか。
ガープ「よし、行くぞ。」
カレン「はーい!マキノさん、村長さん、ありがとうございました!!」
マキノ「また来てね〜。」
コルボ山 ルフィサイド
ルフィ「おい!じいちゃんが登ってくるぞ!!」
エース「本当か!?」
ルフィ「あ、あと女の子もいるぞ。」
サボ「そいつがルフィの姉ちゃんか。」
ルフィ「多分…。それよりダダンに言いにいかねぇと!!」