フェアリーテイル小説、ルーシィと六魔将軍

葉っぱ天国 > 二次創作 > スレ一覧
2:ヒトミ opop:2016/01/16(土) 15:11 ID:PEg

ある人は言った。『魔法が使えないのであれば、自分が得意とするもので、皆の力になればいい』。

ある人は言った。『魔法だけがすべてではない』。

この世界には様々な、人間や動物がいる。またそれは魔法を使う者、魔法を使えない者。

魔法を使えない者は、使える者に依頼として助けを求め、また、魔法が使える者はその依頼の通りに仕事をする。

そしてこの世界は平和に包まれていた。しかしその平和を潰すためならば、1日もいらないのだ。



?「ルーシィ、お前を今日から破門にする!」



ルーシィ「えっ?」



ルーシィと呼ばれた女の子は、驚いた。



?「マスター、少しお待ちください!何故ルーシィが破門にならなくてはいけないのですか?」



それを言ったのは、赤髪ロングで鎧を着ている、エルザだった。



?「俺も納得できねぇ!なんでだよ、じっちゃん!」



?「俺も納得できねぇ!どういうことだよ、じいさん!」



桜色の髪と黒髪のナツとグレイも言った。



マカロフ「昨日の夜、リサーナが何者かに襲われた。」



ナツ「それがなんで、ルーシィなんだよ!」



マカロフ「リサーナが言うには、金髪で星霊の鍵を持っていたそうじゃ。」



グレイ「金髪で・・・・」



ナツ「星霊の鍵を持っているっていったら・・・・」



全員の視線は、ルーシィの方に向く。



ルーシィ「ちょっと待って!私はなにもしてないわ!現に昨日は、ギルドじゃなくて家にいたもの!」



?「それを証明できる人っているの?」



後ろから声が聞こえ、ルーシィは振り返った。そこにいたのは車椅子に座っている、リサーナだった。



?「リサーナ、怪我の方はどうなの?」



リサーナ「大丈夫だよ、ミラ姉。病院の先生も『1か月後には治る』って言ってたから。」



ミラ「そう、良かったわ。」



?「リサーナになにかあったら、俺、俺。」



?「もうエルフ兄ちゃんも、しっかりしてよ。」



ギルド1「いや、良かった、良かった。」



ギルド2「リサーナはあっちにいっといた方がいいよ。ルーシィがまたなにしでかすか分からないからな。」



リサーナ「うん、そうだね。」



リサーナはルーシィの目を見て、口パクで言った。



『ナツに手を出すから、悪いんだよ?さっさとこのギルドからいなくなれば良いのに!』



ルーシィ「あ、ぁぁ。」



マカロフ「分かったら、このギルドから立ち去れ!」



ルーシィは暫く、そこから動けなかった。



ルーシィ(どうして、私の言う言葉を信じてくれないの?私は、皆のなんだったの?皆は私の事を仲間だと思ってくれてなかったの?)



ルーシィは涙がとまらず、そのまま走り去った。


全部 次100> キーワード
名前 メモ