″ねぇ、ナツ。″
″なんだ、ルーシィ?″
″もし私が、この世界からいなくなったり、闇に染まって、ナツ達と敵対して戦うことになったとしても、私を救ってくれる?″
″そんなの決まってるだろ?絶対に俺は、ルーシィがいなくなったり、闇に染まったとしても絶対に光に戻してやるから、心配するな!″
″んっ、ありがとう。″
ルーシィ「んっ、懐かしい夢を見たわね。」
ルーシィはベットから起き上がり、着替えた。
ルーシィ(私には戻る場所なんてどこにもないのに、どうしてあんな夢、見たのかしら?)
ルーシィはフードをかぶり、ギルドを出た。
?『あら、なんだか寒いと思ったら、外にいたのね。』
ルーシィ「今回は仲間達を集めようと思ってね。」
そんな会話をしていたら、声が聞こえた。
?「やめてください!」
ルーシィ「何今の声?」
?『あっちから聞こえたわよ。』
ルーシィは走った。そこにいたのは、三人の男に囲まれていた、女の子だった。
男1「お前にいく場所なんて、ないんだよ!」
男2「早くここから、出ていけよ!」
男3「んっ、なんだ?人形か?」
男は落ちていた、人形を拾った。
?「それ、返してください!」
男「うるせー!」
?「ぐはぁ!」
女の子は口から血を吐いた。女の子は、目をつぶり、もう駄目だと思った時だった。
ドゴォ!
痛みが来なかったので、女の子は目をあけた。
?「あの、貴方は?」
ルーシィ「私はルーシィ。六魔性軍の一人よ!」
?「六魔性軍。」
ルーシィ「簡単に言ったら、闇ギルドよ。今私は、仲間を集めてるの。今私一人だけだから。じゃあ、急いでいるから。」
ルーシィがその場を去ろうとしたとき、声をかけられた。
?「あの!」
ルーシィ「何?」
?「私、行き場を失ったんです。だから私もその闇ギルドに入れてもらえませんか?」
ルーシィ「貴方は魔法を使えるの?」
?「一応、炎の滅竜魔法を使えます。」
ルーシィ「本気のようね。分かったわ。」
?「ありがとうございます!」
ルーシィ「貴方の名前は?」
?「私はアイレと申します。」
ルーシィ「宜しくね、アイレ。」
アイレ「はい、マスター。」