スマホ様…(´・д・`)
加古がかわゆいです!
頑張ってください!
摂津ブーン様いつもコメントありがとうございます〜。彼女のキャラは掴むのが難しかったので、可愛く出来ていたら安心です!
【本編】
目標地点に到達した『よこすか』は『しんかい6500』を進水させる。潜水艦娘二名はそれに続いて潜航を開始し、アクリル窓越しにパイロットへ手を振った。
パイロットも気を良くしたのか、笑顔で手を振り返してきた。
「ノリが良いのね!イク達がついてるから、頑張って来てほしいのね!」
「ありがとう、潜水艦さん。すぐに終わらせるから、頼んだよ。」
「はーい!ゴーヤ達に任せるでち!」
暫しの別れは思いの外早く、100mの安全深度が艦娘と『しんかい6500』を隔てた。暗い深海へ姿を隠していくそれを見送れば、潜水艦娘達は和気藹々とした表情をきりりと引き締め、敵勢力海域の方へ向き直る。
「ここの通行料は高いのね。」
「冥土の土産にゴーヤの魚雷を持っていくでち。」
その気合いが伝わったかのように、海上にもまた緊迫した空気が漂った。敵影未だ無し。ゆえに、いつ如何なる来襲をも捩じ伏せる気迫を以て提督と艦娘たち、そして遠方の護衛艦群は待ち構えた。
「提督、いつでも古鷹にご命令を。」
「来い……加古スペシャルが待ってるぜ……!」
「天龍様が本当の恐怖を教えてやるぜ……。」
「うふふ……♪死にたい艦はどこかしら〜?」
艦娘達の気迫を他所に、大海原は穏やかであった。波の音、海鳥の鳴き声、あらゆる環境音が子細に感じ取れるほどの静寂。
静寂、静寂、静寂…………入電!
「『はたかぜ』より各艦、電探、音探ともに感あり。南東より接近の不明船舶、敵艦隊と推測。小目標12、大目標3。詳細不明なれど海中目標を含む。」
小型ないし人型の小目標、船舶型の大目標の襲来を、前衛の『はたかぜ』が確認した。互いが目視圏外の今も、両軍の譲らぬ闘志が海をも焼かんばかりに張り詰めていた……!
【続】