『気持ち悪いんだよ、消えろ!』
『もう、はやく行ってくれないかしら?』
ガバッ
?「また、同じ夢。」
少女はそう言って、ベットからおりる。
外はまだ、真っ暗。まだ、夜だ。
?「こんな力があるから、皆私を嫌うんだ。」
?「どうしたの?」
うしろから声がした。
少女は振り向く。
?「お母様、私はどうして力があるのですか?」
母「...良い?その力は決して、人を傷つけるわ。だから絶対に貴女は家から出れない。こんな、母でごめんなさい。」
少女の母は、謝りながら泣く。
?「泣かないで、お母様。」