『あいつはそんなに貧弱なのか…!?』
「いや、それはないんだが…。ただ、チカラを奪われているから少し弱体化していってるんだ」
『なら、助けてやらないのか』
「助けたいんだが…どこにいるのか分からないんだ……」
『どういうことだ……』
「時を戻されたんだ…」
『っ!?』
さっきのは…やはり…そうだったのか…
俺は急ぎ目にりんごを探しに行く、翼を広げ大空に羽ばたいた。
*
今の時刻はAM4:30、急ぎ目に探し出さないと日の出となる。
俺はあまり姿を見られたくない『主義』だ。
りんごを探して探し出してある家を見つけた。
俺は窓から顔を出し、りんごがいるのか探し出した。
「う…うぅ……エコロ…やめて下さい……」
『エコロ』?エコロという奴がりんごを操ろうとしているのか?
俺はりんごに問いかけようかと考えていたが、どうすることもなかった…。
なぜなら、りんごは闇に飲まれかけていたからだ……。
「諦めない……」
『っ!?ま、まだ耐えているだと…!?』
「私は…みんなを…みんなを救い出すんだ……みんなが苦しむ顔…なんて…見たくない…!!!」
『……っ!?』
りんごは光の加護のおかげで闇に飲まれることはなかった。
「いたたたた……りんごちゃん、耐えるなー…これじゃあ、何もできないや…」
あれがエコロ………?
エコロは姿を消した…やがてりんごは、息をしていなかった……。
俺は窓を開け、りんごに呼びかけた。
『おいっ!!しっかりしろ!!』
だが、りんごには俺の声が届いていなかった……。
>>47 >>48の続き
『僕は、旅の魔法使いとして本領を発揮するよ☆エクスプロージョン!!』
「やったな〜…♪」
「あ、あたしも!!」
『僕が助けるから……☆』
りんごちゃんを救うためにも!!僕が、しっかりしないと!!!
*
「友人の為に救うだと…関係ない……。」
……だが、なぜ>>34 >>35 >>36のときは……俺は…あいつを助けたかったんだ……?
*
「僕だって行くよ……ばっよえ〜ん!!」
『二重魔法結界!!』
「つまんな〜い」
絶対に、僕がりんごちゃんを救ってみせる!!!
『ダイヤモンドダスト!!!!!』
「うわぁ〜!!」
大打撃を受けたアルルちゃんは、倒れ込み、レムレスが「フォレノワール!!」浄化の魔導を使い、アルルちゃんを救った。