そこにはまだ、1つの光が残っていた…。
『あれは……』
少しずつであるが、私に光が少しずつ照らしていた…。
『えっ………』
そこには、まぐろくんの光があった…。
『まぐろくんっ!!!ッ……!!こんなところで…止まっているものですか……!!』
私は闇に打ち勝ち、まぐろくんを追いかけて行く。
でも、私がまぐろくんを追いかけると、まぐろくんは離れて行き、距離が遠くなる…。
『待って!!まぐろくん、待って!!』
私は必死で追いかけていたけど、転んでしまい、追いつけなかった……。
『まぐろくん…まぐろくううぅぅん!!!!!』
私は大泣きしそうになった。
すると、まぐろくんはこっちを向いて私の近くに来て微笑んだ。
だけど………
「…さようなら★」
『…っ!!』
ドオオオオオォォォォォン!!!!!
『かはっ……!!』
まぐろくんは…いつもと違うまぐろくんは、私を弾き飛ばしてそのまま去って行った…。
私は弾き飛ばされたせいでダメージを受け、出血をしてしまう。
周りが「ベチャッ」という音で血まみれになってしまう…。
『……!!ッ……!!』
私は死んでもおかしくない状態になり、震えていた…。
次第に、こう思った……。
『フフ……そうだよ……人間なんて…愚かな生き物だ…』
私は人を憎むようになっていた…。
更新遅くなりました。
>>39はめちゃくちゃ「ぷよぷよじゃないよ!!」と思っている方すみません。以前にパラレルですので、悪堕ちしたりんご、それを見守る天騎士、りんごを守ると決意したまぐろ、ラフィソルに迫っているアリィなどなどの話も書いていこうと考えています。お知らせしまくる私ですが、引き続きよろしくお願いします。
>>39のつづき
-まぐろside-
AM5:30に僕は目を覚ました。
『……☆』
りんごちゃんは見た目ぐっすり眠っているけど、僕には分かる。
りんごちゃんは疲れているし、何かに抵抗しているように見える。
「うっ…うぅ……」
僕はそっと手を当てて、『大丈夫だよ☆』と天使のようにささやく。
「うっ……。…………。」
すると、りんごちゃんは楽になっていた。
僕には安心して再び眠り始めた。
このとき、僕は気づいていなかった。
りんごちゃんにこの声は届いていなかった…。
そして、みんなは何も知らない、世界を引きずり込む事件を起こしていたり、その原因が近くにいたりしていたことも……。