「うん…うんっ…!!恋を…教えてくれて、ありがとうっ…うぅ…ふっ、うぅっ……………」
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「うふふ、えーりち♪」
「…………希」
「ちゃんと振ったんやね!偉いやん♪」
「なーんてね。ウチが言うと思ったん……?」
「…………っ!!!」
「ねぇえりち、ウチの事好きなんやろ?ちがうの!?どうなんよ!!!」
「な………それ、は…」
「それは、何!?なんで穂乃果ちゃんに告白されて顔を赤くしてるの!?泣きそうになってるんよぉっ!!?!」ガシッ
希は、絵里の胸倉を掴んだ。
「いたぁっ!?ちょ……まっ…」
「ねぇ、ウチら付きあってるんやろ?!」
実際、希と絵里は付きあっていない。
ある日、希が好きだった海未に告白するも振られてしまい、大分落ちこんでいた希を慰めて、そこから絵里にべったりなのだ。
「やめて!!えりちはウチの物や!!」
「希!!もう、離してよ!!」
「!?」ビクッ
「何時から私はあなたの物になったの?物じゃないわ…れっきとした、人間よ…」
「心があるから…だから穂乃果を好きになるのよ…!」
「えりちっ!!やめてよ!!」
「希…私、もう耐えられないの!!」