【地球防衛軍4.1 鋼の足跡】
西暦2017年と、7年後の2025年は人類史にとって永劫に消えることのない年となった。最初の2017年、地球人は遂に地球外生命体との接触を果たした。多くの人々が、彼等が混迷を極める人類を救う賢者であると信じていた。友愛を分かち合うべき賓客であると。だが淡い機体は裏切られ、昆虫型の巨大生物や無尽蔵の攻撃機に巨大ロボット、果ては都市をも焼き払う歩行要塞。人智を遥かに超えた強大な力を以て人類を、そして地球を脅かさんとした異星人は、"フォーリナー"と呼ばれた。無論、地球の側とて絶滅を待つ手はなく、万が一に備え結成されていた世界規模の軍隊"EarthDefenseForce=E.D.F."の総力を結集しこれに対抗。苦戦と消耗を強いられながらも、フォーリナーの本丸"マザーシップ"の撃沈によってこれを退け、2017年の戦いは終わった。
【続】