比較的人の出入りの少ない民間から遠く離れた小さな森の奥地にある、大きな湖のほとりの近くにて、
静かに営む喫茶店が、そこにはありました。
このお店の名前は、ローズガーデン。
名前の通り
そこは棘と薔薇の華々で満ち溢れた、まるで別荘に足を踏み入れたかの様な別世界であります。
紅き薔薇のアーチを潜り抜けたそこには
白くて高い、まるでお城の様な建物が聳え立っているのです。
ですがそこはただの喫茶店では無く、とある特殊な掟を持って成り立つお店。
中で働く者は誰もが紅き薔薇を持った者達ばかりで、そこに来る客も皆薔薇ばかりを携えてやって来ている。
ですがその中で唯一人、
掟とは全く違った風貌且つ、
一見すると掟破りにも思える様な白き百合の花が、
其所ではお店のオーナーとして
――毎日毎日、店内を忙しく切り盛りしているのでした。
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夏輝:つーか開店前なのにこんなプロローグ付けて良いのかy(口塞がれ
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一樹:こらっ、夏輝、駄目ですよ!そんな事を言ったらオーナーさんに怒られますよ。(夏輝の口を手で塞ぎ
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……聞こえてるよ、二人共な。
〜以下はご閲覧になる前に必ず読んで下さい〜
>>2 店内での掟(rule)
>>3 百合の花(店主について)
―主ノ命ニヨリ、レス禁ト致ス―