「ねぇ、Aちゃんって知ってる?二組の‼」
「誰だよそいつ。」
今、私は学年1、モテる男子と話している。
自転車に乗りながら。
この男子とは、友達。
「じゃあ、話したことある?」
「ねーよ。てか、知らないっていってんのに、話したことあるわけないじゃんw」
ほらね、やっぱり嘘なんだ。だって、こいつが初対面の人と仲良く話すわけないもん。
「じゃあ、ここで。じゃあな‼」
「うん!じゃあねー」
よかった!あいつが、Aのこと好きだったらどうしようかと思ったよ!
私は桜舞う一本道を、すがすがしい気持ちで自転車で走り抜けた。
でも、このときは、まだ
この気持ちが
恋だということに、気づいていない…
完
小説かなんかかな?