「止めるって、まさ___」
あすかは、気がついた。
だが気がついたときには、もう遅かった。
「や゛め゛な゛さ゛い゛!!」
その時、廊下にもう一人の声が響く。
同時に、女が膝から崩れ落ちた。
「っ……! お前、なんでここに居るのよ!」
「そんなの、私が聞きたいくらいなんだけど?」
ゆっくりと歩きながら、あすかの隣まで並び立つのは、サキミラだった。
いいんちゃう? でも使いすぎるとテンポ崩れるから、気をつけてね