!閲覧注意!
閲覧注意って言ったからね?ね?ね?
見て不快になっても知らないよ?戻るなら今だよ?ちなみに百合です()
ある日の夜のこと。
愛莉(えり)は朝からずっと不機嫌な萌香(もか)のほっぺをつついてみた。
「……」
予想通り反応はなくムスっとしている。
なんで不機嫌なのかたずねてみても返事は返ってこない。
怒らせるようなことは何もしていないので謝ることもできない。
どうしようかと頭を抱えていると、ふとカレンダーが目に入った。
今日の日付のところに目をやると"愛莉と萌香の付き合った記念♪"と書かれていた。
すっかり忘れてしまっていた愛莉は何かを買いにいこうと急いで出掛ける支度をした。
「萌香、ごめん…何も用意してないから今から買いに行ってくるから待ってて?」
「……行かないで…」
「でも…」
「お願い…」
「じゃあプレゼントは…」
「ん…」
「え…?」
萌香は突然顔を近づけてきて目を瞑った。
いきなりの事に思考が停止してしまう。
そのまま何も出来ずに固まっていると萌香が真っ赤な顔でこちらを見ていた。
「愛莉…ねえ…プレゼントは…?」
「…えっと、今買ってこようとして…」
「違う。萌香が欲しいのは愛莉からのキ、キス…」
「それでいいの…?」
「むしろそれがいい。」
そう言い終えたあと、またすぐに萌香は顔を近づけてきて目を瞑った。
愛莉は少し迷ったが萌香が喜んでくれるなら、と萌香の唇に自分の唇を軽く押し当てた。
5秒くらいそのままでいた。
「愛莉…ありがと…でも、まだ足りない…」
「…もうとめられないけど良い?」
「っ…う、うん…」
萌香は真っ赤な顔をして頷いた。
そのあと二人は甘々な夜を過ごしましたとさ。
(見てほしくないけど見て欲しい…でも、腐ってるから注意(矛盾してる))