>>770
ちょいわかりにくかったかも。近世(ビザンツ帝国滅亡〜フランス革命、産業革命くらい)以前の艦載砲は炸薬なしの球形弾です。飛距離は2kmで、命中率は低く、有効射程は1kmくらい(砲弾の重量によって差あり)。命中率が悪いので基本的に数百〜数mまで近づいて撃ち合っていた。
詳しく書くと
加農砲→当時、先込め砲だったので艦内に設置。そのため大型化できず、数で補う形になった。有効射程は2km程度。敵艦の航行力を奪ったり、乗員を殺傷するのが目的。運が良ければ撃沈も可。
カロネード砲→短砲身で小さかったので大口径化できた。高威力だが有効射程が短い(300m程度)。敵艦の破壊、乗員の殺傷が目的。高威力なので撃沈もあり。
旋回砲→艦上にある小型の砲。移動可能。敵兵の殺傷用。
銃隊→甲板上の戦闘員。銃で敵の兵員を射撃する。
その他、特殊な砲弾に
ブドウ弾→弾の中の子弾が散らばる。索具の破壊、敵兵の殺傷用
キャニスター弾→弾の中の銃弾が散らばる。敵兵の殺傷用だが、あまり使われなかった。
他にも、索具類を燃やすために可燃物を入れた焼夷弾が用いられたこともあった。
すごい……
参考にします!