>>191
互いに構える。
「いくぞッ!」
「うむ」
カキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーン!
むっ、さすがは〈速球・中級〉スキルだ。
巻き毛や小太りとは、球速も球威も比べ物にならない。
カキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーン!
赤髪が跳び退って間合いを取った。
「ど、どういうことだ!?」
「……?」
「何で〈球速・中級〉スキルを持つ私を、《絶不調》の貴様が普通に打っているのかと訊いているんだ!」
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