『プロの目を欺く男』
三浦(仮名)はその日、新年会で居酒屋へ行くのに時間が無かったから、車で居酒屋へ行き店の近くに路上駐車をした。
三浦はそのまま朝迄飲んだ。
夜に車を取りに行こうと路上駐車したまま仕事へ向かった。
三浦の路上駐車した車は巡回中の警官に発見されナンバーから三浦の住所、電話番号を割り出し三浦に電話するも繋がら無かった為、三浦の自宅へ行きチャイムを鳴らしたが出てこない。
一応ドアノブを廻すと鍵が掛かって無かったので、ドアが開き部屋を見ると大散乱してるのを発見!
この部屋の状況から警官は、居酒屋を出た後に三浦は事件に(誘拐強盗)巻き込まれた可能性があると推測した。
警官は安否確認の為、本人の会社に電話すると、三浦の上司が電話に出た。
『本人は今、事務所に不在で電話に出れない』とのこと…
警官はこの時点で完全に事件に巻き込まれたと確信する。
もう一度上司に三浦の所在確認すると
『現場に行って電話に出れないだけで、出勤している』と…
警官はそんなはずはないと思い、再確認すると
『出勤しているので後で電話をさせる』
と…
結局三浦は休憩時間に警察に電話し、仕事終了後に交番に出向き違反切符を切られ
『もう少し部屋を掃除したほうが良い』とお説教を受けた。
アホ丸出し
アホ丸出しだ