>>４
筆箱はちゃんと机にinしてたよ。
学校に着いたら体育館から部活で残っていた子たちの声が聞こえた。少しホッとした。
でも、私のクラスは学校の端のほうにあって少し歩かないとつかない場所にあった。
３組の前の廊下を歩いていたとき急に電気がチカチカ点滅してその一部の場所だけ電気が消えた。
走ると何かに追いかけられるような気がしたから早足で自分のクラスに入った。でも教室の中は真っ暗で急いで電気をつけようとした。電気の前まで来たときガタッって音が聞こえた。
自分以外にも忘れ物した人がいたのかな、って思って「電気つけるよー」と話しかけたら「やだ」と言われて少し困った。
でも本当に怖かったから「つけるよ！」って言ってスイッチを押した。
明るくなって周りが見えるようになった。
机の場所が見えて昼間と変わってなくて安心した。でも「やだ」と言った人の姿が見えなかった。
「隠れてるの？」って聞いたけど返事が無くてなんだか怖くなって、走って自分の机に行って筆箱を取って電気を消した。
またガタっと音がしたけど怖くて振り向けなかった。
廊下に出て扉を閉めて自分の状況を理解しようとしていたら廊下の電気がまたチカチカ点滅した。しばらく恐怖で動けなくて固まってたらバチッて音がして電気が消えた。
周りが真っ暗になって奥のほうに光が見えた。そこに向かって走った。
そこは３組の前でそこから奥は全部電気がついてた。
階段を一段飛ばしで降りて玄関まで走った。来たときと同じで体育館からは部活の人たちの掛け声が聞こえた。
「やだ」の声がどんなだったか覚えてる？
男の声か、女の声か？とか
落ち着いてる口調か
怒ってるような口調か
泣いてるような口調か？とか