静かだった住宅地に警察のサイレンが響きわたる、何事かと顔をだす住民がみたのは泣き叫ぶサザエとわかめ、マスオはサザエを抱き締めながら警察官と何かを話している。
波平はフネとわかめを抱き締めながら救急隊員にワシが同行しようと前にでた。
第一発見者であった中島弘はショックのあまり気絶し、今は家の人が連れて帰ろうとおんぶされていた。
中島が父の背中に隠れこっそりと口角をあげていたことは、最悪なことに誰も見ていなかった。
赤いライトが住宅の明かりにまけじと輝き、家の塀や地面を照らした。
m子「才能の無駄遣い!!」