>>50あの子の手に自分の手をそっと添えてみる。 白く美しい頬がほんのりと赤く色付けば君の求める答えに近づいているということ。 そのまま少しだけ指を絡めてみる。彼女もそれに応えてくれればそれがそのまま答だ。XもYもいらない。 二人の距離は分速で縮まっていき次第に君の瞳には彼女の唇しか映らなくなる。そして二人は結んでいた手をゆったりとほどき互いの腰に回す。 これが方程式だ。