目玉焼きを親が作ったときの話
当時4歳の私は料理にすごく興味があり、椅子の上にたって親が目玉焼き作ってるのを間近で見ていた
親はわざわざフライパンを斜めにして作ってくれたから真正面からみれたんだ
親は水を入れた
すると突然フライパンが燃え上がった
今ならわかる、原因は油はねだ
幼い私の前髪は少し焦げて、額を火傷した
おそろしくなった私は後ろに身体をのけぞらせた、しかし私が乗っていた椅子は背もたれがない椅子
そのまま後ろへ転げ落ち頭をうった
かなり痛い、助けを求めるように親の顔を見た瞬間
親はありえないほど笑っていた
それ以来原因がわかってどんなにアホだったかわかっても怖くて怖くて仕方がないので油を使った料理に水を入れられない
そのせいで家庭科の調理実習「目玉焼きを蒸し焼きで作ってください」という課題をクリアできず評価がCだった
おしまい