本音というよりかは自分語りに近いものかもしれないけど一つ。
一応お子様は閲覧注意。
我が家ではサンタクロースが来るのは中学生までなんだが実際信じなくなったのは小学校高学年くらいの頃。
それまで周りに「サンタはいない」だとか「サンタの正体はパパとママだ」と言われても頑なにそれを信じようとせず、ひたすらにサンタの存在を信じていた。
そんなある年のクリスマス、ちょうどその頃学校で貧困について知った私はサンタに宛てた手紙に自分の欲しいものは書かず、「貧困に苦しむ世界中の子供達にお菓子とお金をあげて下さい」と書いた。
そりゃあ世界中の子供の欲しいおもちゃを用意できるお金と権力を持っているのだ。貧困から人々を救うことなど絶対に簡単だ。サンタさんはやってくれる。
そう思い母経由でサンタに手紙を出した。
そしてクリスマス当日、テレビのニュースをつける。
おかしい。どのチャンネルも貧困問題について取り上げていないのだ。
一晩で貧困が解消された筈なのに、誰一人としてその話題を取り上げる人はいなかった。
しかも私の枕元には以前トイ○らスで両親に駄々をこねにこねて欲しがっていたポケモンがある。
サンタは知らない筈なのに。
おかしいなぁ。
サンタさんが1日で貧困問題を全て解決できるならとっくに解決してる。
サンタさんはあくまで子供にしかプレゼントをあげれないし、貧困問題に苦しんでる人は子供だけじゃないからね。