お忙しいところ突然お呼び立て致しまして誠に申し訳ございません。
さて、本日こうしてここに貴女をお招き致しましたのも、一重に貴女に御伝えしたいことがあったからなのです。
私は予てより貴女の容姿から一挙一動に大変惹かれておりまして……それはもうものも手に付かぬ程でございました。
有り体に申してしまえば、長きに渡り貴女に恋慕の情を抱いていたのです。
その想いは日を重ねる毎に私の内で膨らんでいき、とうとう身を引き裂かんばかりにまで大きくなりました。
このような事をお伝えすればきっと貴女を困らせてしまう。
そう頭では理解していた筈なのですが、心は納得していなかったようです。
現にこうして、貴女が目の前にいらっしゃるのですから。
ご無理を承知で申し上げます。
私と真剣に交際していただけないでしょうか(ただし性的な意味で)
私がどのような人間かよくご存知無いというのならば、友人からでも構いません。
返事はいつでも構いませんが、焦がれる想いで私の身が焼けてしまわぬ前にどうかお願い致します。
これぐらいしなきゃ
絶対噛むわ