二度目がいいのなら…
老いた剣豪.坂田義信(さかたよしのぶ)
30年前は全国を旅して回ってはあくまでも民衆の味方として悪者を斬り「日本一の剣豪」として名を馳せていたが、敵対していた組織により共に旅をしていた戦友と密かに想いを寄せていた女性を殺められ「誰も守ることができないのなら意味は無い」と、剣を捨て同時に旅も止めた。
現在は陸奥のとある山小屋で、家の前に捨てられていた少女、タエと二人質素な生活を送っている。
右目の横から右頬まで、実の父親である川神広之進(かわかみひろのしん)と闘った際に付けられた古傷がある。