ユニコーン「よし、怒られるまえに泡噴いて倒れよう。」
田中「それ下手したら救急車呼ばれちゃわないかな…」
ユニコーン「笹原が救急車なんて呼ぶかな…」
田中「泡は何にする?石鹸入れる訳にはいかないし…そうだ!メレンゲだ!鶏小屋に行こう!僕、当番だから鍵持ってる!」
ユニコーン「ナイスアイデア!」
そして、鶏小屋からで卵を2つ取った。鶏さんありがとうそしてごめんm(_ _)m教室に戻ってきて、メレンゲを作ることにした。まず、コップに白身だけ入れた。黄味はそのまま食べた。案外美味しい。そして白身を混ぜる!給食用のストローを何本かまとめて混ぜた。グルグルグルグル…
田ユ「できた!」
田中「でもこれどうする?口に入れてると歌ったときバレちゃう」
ユニコーン「そうだ、袋に入れよう。」私は先生の机から袋を取った。
ユニコーン「袋にメレンゲを入れておいて、袋をポケットにしまっておく。咳をするフリをして、振り向く。その隙にメレンゲを口に入れ吐いたように見せかける。完璧だ!」
田中「皆が慌てないようにクラスメートには演技だと伝えておくよ」 キーンコーンカーンコーン
皆が音楽室に向かう。私も行った。笹原先生の機嫌が少し悪いようだ。
笹原先生「はいじゃあまず、歌を歌います。」先生がピアノを弾き始めた。皆歌っている。曲が終わった。
笹原先生「ちょっと山田さん!こっち来なさい!」先生に呼ばれ前に出た。
笹原先生「まったく、全然声出てないじゃない!いい?貴女たちは卒業式の時声出さなきゃいけないの!大体山田さんはいつもタンギングも出来てないし、高音も出せないしうんぬんかんぬん……」私は咳をするフリをして後ろに顔をやり、ポケットの袋を出した。それを口に入れた。
ユニコーン「ゴホッゴホッ、ウプッゴファ、 ゲホッ」バタン。私は倒れた。目は開けて、生きていることにはする。
笹原先生「んまっ!大変!大丈夫?保健委員、保健室へ!」よし、騙せてるみたいだ。救急車にもなってない。保健室に行ったが、先生がいない。そのままソファに座った。
保健委員「しかしよくこんなことやったね?ある意味尊敬だよ。と言うか、なんで吐いたか聞かれるんじゃない?」
ユニコーン「じゃあ>>30って答える」