「我々は本当にこれでよかったのだろうか...」 桃太郎はそう呟きながら仲間とともに鬼が島を後にした。ライオンは島に残り、リヴァイアサンは海の中へと消え、ホルスは空の彼方へ飛んで行ってしまった。 今度はあのとてつもなく長い道程を自力で戻らなければならない。その帰路で彼は何を思うのだろう。