✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
解釈
生きる仕草が こうも簡単に
醜く映るのはどうして
→大好きな恋人の仕草。なのに。何故かたまに、大嫌いになることがある。
ひた隠す 熟れた熱情も
曝け出してしまいたいよな
→自分の重すぎる想いも、嫌われたくなくて隠しているけど本当は知って欲しい。
告げた言葉の意味に今日だって
彷徨い続けてしまうのに
→気持ちを伝えたのは自分。なのに恋人のそっけなさに気持ちは揺れて、本当に大切なものを見失いそうになる。
遠い先のこと考えて
生きていける筈もないよな
→恋人と一緒にいる未来を信じることが出来ない。
長い帰路の真ん中で
野良猫は優に笑っている
それを妬むなんて下らない
→自由に笑って生きる野良猫さえも羨ましく思う。なんて、下らない。
一人になって 寂しくなって
また いびつな愛を望む?
→距離を置いてみたら置いてみたで、やはり好きな人が傍に居ないことは寂しい。
二人になって 嫌気がさした
わるい夢なら 覚めて欲しい
→二人でいることに慣れてしまったのか、鬱陶しいと感じた。冷めたなんて、信じたくない。
触れた誰かの声に 淡々と
身を委ねてしまいそうになる
→寂しさのあまり浮気してしまいそうになる自分。
遠い先の様な感覚を
分かち合えるだけでいいのに
→最初の頃は、恋人との時間を、ずっと先の未来を、分かち合えるだけで良かったはずなのに。
深い朝の造形に
鴉は杞憂に浸っている
それを疎むなんて端ない
→大人しい鴉を疎むものの、杞憂に浸っているのは、恋人を信じられない自分も同じ。
一人になって気ままになって
また 不気味な日々を巡る?
→恋人との時間を知ってしまった今では、一人の時間は凄く寂しく、不気味。
二人になって 帳が落ちた
わるい嘘だと 信じていた
→結婚まで考えていた自分とは違い、恋人にとっては、付き合うことがゴールになっていた。
もっとちゃんと目を見て
あなたの全てを吐き出して
→もっと信じてほしい。自分に頼ってほしい。離れられないと言ってほしい。
きっと枯れてしまわぬ様に
静かに水をあげるよ
→恋人への想いが枯れないように、恋人が好きだと、そっと自分に言い聞かせる。
もっとちゃんと目を見て
あなたの全てを知りたくて
→もっと色んなことを話してほしい。あなたの全てが知りたい。
きっと枯れてしまうなら
それ以上は望まないさ
→これ以上の関係を望んだら、あなたの気持ちが枯れてしまうのなら、自分はもう何も望まないよ。
一人になって 寂しくなって
また いびつな愛を望む?
→一人の夜は寂しいから。恋人に気持ちは無いと分かっていながら、また偽りの愛を求めてしまう。
二人になって 嫌気がさした
わるい夢なら 覚めて欲しい
→二人でいることが苦しくなってきた。気持ちが冷めたなんて、認めたくない。
一人になって 二人になって
また 悲劇を喜劇と呼ぶ?
→近付いたり離れたりを繰り返して、それでもあなたから離れられない私は、こんな辛いことも、喜びと偽る。
二人にだって 望める様な
甘い夢だと 願うまま
→この日々を繰り返していけば、いつかあなたとの甘い日々が訪れると信じ続ける。