「サヨナラの意味」
電車が近づく気配が好きなんだ
降下線のその下で耳を澄ましてた
柱の落書き数字とイニシャルは
誰が誰に何を残そうとしたのだろう
時の流れは
教えてくれる
過ぎ去った普通の日々が
かけがえのない足跡と
サヨナラに強くなれ
この出会いに意味がある
悲しみの先に続く僕たちの未来
始まりはいつだって
そう何かが終わること
もう一度君を抱き締めて
守りたかった愛に代わるもの
電車が通過する轟音と風の中
君の唇が動いたけど聞こえない
静寂が戻り答えを待つ君に
僕は目を見て微笑みながら頷いた
大切なもの
遠ざかっても
新しい出会いがまた
いつかはきっとやってくる
サヨナラを振り向くな
追いかけてもしょうがない
思い出は今居る場所において行こうよ
終わることためらって
人は皆立ち止まるけど
僕たちは抱き合ってた
腕を離してもっと強くなる
躊躇してた間に日は沈む
(切なく)
遠くに見える鉄塔ぼやけてく
(確かな距離)
君が好きだけど
ちゃんと言わなくちゃいけない
見つめあった瞳が星空になる
サヨナラに強くなれ
この出会いに意味がある
悲しみの先に続く僕たちの未来
始まりはいつだってそう何かが終わること
もう一度君を抱き締めて
本当の気持ち問いかけた
失いたくない
守りたかった愛に代わるもの
まただ。