【本編で載せきれなかった八咫烏の組織概要】
八咫烏は基本的に12歳の頃に日本全国から"神童"として金鵄&三羽鴉に直接スカウトされた子供達しか所属する事が出来ない。
鴉から十二鴉に登るためには
1.百人以上の犯罪者を暗殺
2.国内の犯罪組織を単身で壊滅させる
3.十二鴉に入れるだけの実力がある
この全ての条件を満たす必要があり、更には欠員が出ない限りは昇格する際に前任の者と決闘を行い勝利する必要があるため、飛び抜けた才能や実力が無ければ、昇格するまで平均して20年以上の年月がかかる事から30歳以上が多い。十二鴉同士には序列は無い。
三羽鴉はこの十二鴉の中でも更に多大な功績や、ずば抜けた実力が無ければ昇格する事が出来ないため地位も実力も上。その頂点である金鵄は更に多くの功績と優れた実力を求められる事から日本最強、世界屈指の実力を有した異能力者しかなることが出来ない。原則として金鵄と三羽鴉は決闘に勝利した場合しか昇格されない。
現在の八咫烏の金鵄である麻摩氷華はスカウトされてから僅か2年で前任の金鵄を決闘により粛清し、千年以上の歴史を誇る八咫烏の中でも最速最短で金鵄に登り詰めた存在であり、組織内では"化物"と呼ばれている事も多い。