フラワープリキュアというIリプリキュアの小説ですI
2: お香しゃちょー◆kk:2016/07/28(木) 22:04 春野 莉世(ハルノ リセ)
主人公。明るく、天然で真っ直ぐ進む一途な性格。子供っぽいのが悩み。イメージカラーはピンク
橋田 うらら(ハシダ ウララ)
莉世の親友。大人っぽく振舞うが、結構な天然。実はM。イメージカラーは青
佐々野 奏(ササノ カナデ)
莉世の親友。莉世と同じような性格だが、勉強できる。イメージカラーは黄色
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莉世(容姿)
濃いピンク色の肩までの髪の毛をおろしている
プリキュア変身
腰まで髪が伸び、ツインテールになる。コスモスの模様のヘソ出し&ミニスカチャイナ服(ピンク)を着る。腰のベルトにプリキュアステッキという武器が入っている
「コスモスの花言葉は乙女の真心I乙女の塊キュアペタルIII」
うらら(容姿)
胸までの紫色の髪の毛を三つ編みにしている。
プリキュア変身
パーマがかかり、ポニーテールになる。アネモネの模様のI出控えめなチャイナ服(青)を着る。腰のベルトにプリキュアステッキが入っている。
「青のアネモネの花言葉は待望I待望の塊キュアウォーターIII」
奏(容姿)
肩甲骨までの髪の毛をポニーテールにしている
プリキュア変身
髪が腰まで伸び、一つの三つ編みになる。ひまわり模様のスリッド入りのチャイナ服(黄色)を着る。腰のベルトにプリキュアステッキが入っている
「ひまわりの花言葉は愛慕I愛の塊キュアサンライトIII」
頑張れI
こんにちはIほのぼの〜とした小説を書くのが大好きなほのあですI
今回も、まったりのんびりした小説を書いていきたいと思いますですI(?)
誤字脱字やミスが多いですが、そこのところは許してください…I
感想などもらえると嬉しいですI
良かったら見ていってくださいね♪
第1話 ドリームランドは、今日も平和ですI 編
アリス「ふぁ〜暇だわ〜」
ドリームランドに住む一人の少女、アリス・スマイルは、今日もなにもやることがなく、一人寂しくそうつぶやいているだけだった。
性格は普通に明るく、誰とでもすぐに馴染めてしまう。友達想いだが、めんどくさがり屋で頭が悪い。
今は夏休み。それだから、夏休みの宿題がどっさりとあるはずだ。
しかし、アリスはめんどくさがり屋なので、宿題を見向きもしない。
親に言われても適当に返事をして、結局やらないで暇だ暇だと言っているだけのアリスであった。
と、そんな時。
ピーンポーン♪と家のインターホンが家に鳴り響いた。宅配便かなにかだろうか。家族からは、なにかを頼んだ、という報告はなかったのだが……
今家にいるのはアリスだけだということで、玄関に行き扉を開けた。
アリス「へいへ〜い、どちら様でしょうか?」
ガチャリ、と扉を開けると、そこにはアリスの見馴れた姿があった。
カシア「アリスI暇だったから遊びにきてやったよI」
アリス「な〜んだ、カシアか〜Iてっきり強盗かと……」
カシア「強盗…?ってかそもそも強盗なんて入る?こんな貧乏臭い家に…」
アリス「今すぐこの家を作った人に謝りなさいII今すぐI」
カシア「あーはいはい、悪かってI」
相変わらず、のんきな二人だ。
ちなみに、このカシアと名乗る者はアリスの親友で、昔から仲が良かったという。
カシア・ハッピーという子で、バカそうに見えるが実は真面目な奴なのだ。バカ真面目というものだろうか。
そしてその後、二人は近くの公園で遊んでいた。
アリス「んっんーI今日も太陽が光輝いてるねぇーっI」
カシア「そうだねーI気分も良くなるよI」
アリス「太陽さん、今日もハンサムだよIカッコイイI」
カシア「いやいや、太陽には顔が無いんだから…」
と、太陽を見つめ、褒め称えるアリス。
そして、それにツッコミをするカシア。
そんなほのぼのとした会話を続けながら、二人は公園のベンチに座り、太陽の光を浴びている。ひなたぼっこみたいな感じだ。
キラキラと輝く太陽は、二人を照らし続けている。
そんな風にほのぼのしていると、偶然にも二人の友達、レイノ・プリンセスがやってきた。
レイノ「こんにちはIお二人さん、今日も元気そうですね。」
と、レイノは二人に礼儀よくお辞儀をする。白い傘を持って。
白い傘を持っているのは、多分日焼け対策だろうか。
アリス「レイノだ〜Iレイノも元気そうでなによりだよI」
カシア「レイノも、いつも通り真面目そうだね〜?」
レイノ「そ、そうですかね……?」
と言う会話を続けながら、レイノは二人が座っているベンチに座る。
カシアの言う通り、レイノはいつも通り皆に敬語を使い、真面目な雰囲気を放っている。まさに、名前の通りプリンセスのようだ。
しかも、レイノは頭も良く、成績もいい。学校に行かなくてもいいくらい頭がいい。
頭の悪いアリスと比べたら、月とスッポン(これ言いたかっただけ)だ。
それにカシアが加われば、カシアは普通。……そう、まさに普通なのである。
アリス「そういえばさー…カシアってさ、なんか…普通だよね。」
カシア「うっ…I?」
そう、アリスはなんとも言えない無表情でカシアのことを言い始める。
そのアリスの言った一言に、カシアの心は包丁を突き刺さされたように傷がつく。
レイノ「確かに…Iカシアさんって、頭も普通ですよね。」
カシア「ぐぼうえぇッ…II」
アリスに引き続き、今度はレイノまでカシアに突き刺さる言葉を引きかけた。しかも、レイノはニッコリ笑顔で。
こう見えても、レイノは少々ドSなところがあるので、アリスと一緒にこう言ったのだろう。
……しかし、なぜカシアがこの言葉に傷ついたのか?
それは、カシアは変にプライドが高いからだ。
自分だけが一番上になりたい、自分だけがみんなから尊敬されるような人になりたい……という、変なプライドを持っているのだ。
普通ではなく、みんなの上に立ちたいIという思いから、今は努力を積み重ねている。
だがカシアは、誰が見ても普通。勉も運動も、なにもかもが“普通”なのだ。
それだから、カシアは“普通”と言われると、今のように傷つくのだ。
これは、本人に直接聞いた情報である。
いえーいI
3: 萌ちんだよぉ〜&◆jE:2016/07/28(木) 11:35 森下 レI
いじめっ子 イケメン モテる?
時田 優
いじめの観客者
優子の親友だけど、レIが好き
皆さんこんにちはIリリィですI
今日から、初めての小説を書かせていただきますI(*´ω`)
まだまだ馴れていないところがあるので、誤字脱字やミスが多いと思います・・
よかったら、感想をもらえると嬉しいです♪もちろん、見てくれるだけでもぜんぜんokですIすごく嬉しくなります。
まだまだ小説としては未熟ですが、楽しんでいただければな、と思いますII
キャラクター紹介II
天羽 明莉 (あまはね あかり)
この小説の主人公I明るくって元気な小学6年生。
友達想いで優しいけれど、普段は女子力の無い普通の女の子。
甘いものが大好きで、よく桜子の作ったお菓子を食べ散らかす。
髪型はピンク色のツインテール。そのツインテールに、肩くらいまでのセミロング。
瞳の色は水色。
花咲 桜子(はなさき さくらこ)
明莉の友達で、一緒に明莉よりしっかりしており、お母さんI存在I
偶然なのかは知らないが、料理を作るのがすごく上手。
たまにコミュ障になり、初対面の人にはつい敬語になってしまう。
髪型は赤色のポニーテール。
瞳の色は紫色。
緑川 小春 (みどりかわ こはる)
お花や自然などの植物が大好きな、明莉と桜子の友達I
Iシャレには気を遣うようで、いつも洋服Iびなどに時間がかかってしまう。
誰にでも敬語を使う。実は、桜子よりも真面目だったり…?
髪型は緑色のサイドポニー。
瞳の色は黄色。
キャラクター紹介の続きですII
愛川 柚音(あいかわ ゆずね)
可愛いものが大好きな純粋乙女I
奈々と仲良しで、よく遊んでいる。
毎日2時間から3時間くらいしか寝ていなく、音々もこのことを心配している。
髪型は水色の猫耳セミロング。
瞳の色は青色。
月山 音々(つきやま ねね)
少しだけ男の子っぽい性格の女の子…?
強気な子だけれど、やる時はやるので結構真面目。
遊ぶことより勉強が好き。と言う、ちょっと変わった女の子。
髪型は紫色のロングヘア。
瞳の色は赤色。
フリートークで載せていたのですが、こちらでするように勧められたので小説板で載せてみました。
このスレは、自分の好きな小説板に載っている小説をIススメしたり、自分の小説を紹介したりするスレです。
〜ルール〜
☆雑談OK
☆荒らしは禁止
☆URL可
☆小説の批判は✖
では、じゃんじゃんどうぞです。
リュウは、
『恵まれていない私が……大嫌い』
という小説が好きです。
主人公の心が自分に重なるようで見ていて共感できるところが多いからです。
たまに、作者が自分を使って番外編を書いたりとゆる〜い感じなところもIススメです。
二重人格ぅーーーかくめーしょーじょー
【二重人格革命少女】
おすすめでーす(棒読み
主さんの話では.........
二重人格少女が覚醒しちゃう話だそうですI
面白そうなのでぜひぜひ〜笑
あ、あとI
【放課後喫茶開店中I】
もおすすめです。
ドタバタストーリーで面白いですよI
どちらかといったらコメディ系で、
放課後にしか開いていない喫茶店で騒がしくなっていくーIな感じですI
気が向いたら読んでみるといいですよI
更新スピードはややおそく、まったり読むことが出来ますのでよろしくお願いします♡
やるI
3: 萌ちん:2016/07/22(金) 14:07 瑠璃香「やめてください。」
あおと「じゃあ、謝れ」
は?謝ったし、
瑠璃香「ごめんなさい」
その時
?「ねえ、中尾さんこれ、落ちてたよ、」
その子の名前は、中園 七海可愛い。
七海のてには、ハンカチがあった、
さっき走った時に落ちたのかも、
七海「てか、あおとたち何やってんの?」
あおと「こいつ、いじってるの笑」
七海「えー可愛そー止めなよI」
あおと「だって、こいつの反応が、面白いから、」
七海「反応?I」
七海がしばらく黙って、あおとに何かを言った
そしたらあおとがニヤリと笑いOKサインを出した。
その日は何もされなかったが、、、、る、せ、え、ぞ?、よ
私は以前、とある噂を小耳に挟んでいた。
この学園の生徒会は異能力者が集う、奇妙な生徒会だ、と……
character file>>02
説明会でカリキュラムやら何やらの説明があって、I了したのは3時を過ぎた頃だった。
吹奏楽部の歓迎演奏が後ろで流れている。
俺は貰った資料を手に、帰路に着こうとした時だった。
頬に冷たい感触。
「……うわっ、雨かよ」
小雨だったのが次第に強くなり、アスファルトのまだら模様が大きくなっていく。
周りでは傘持ってねーとかキャーとか色々な声が飛び交っている。
俺も天気予報の降水確率が10%だったから持っていかなかった。
親も多分俺がどこにいるのか分からないから迎えに来ないだろう。
「あーあ、こんなことなら持ってくりゃ良かった……」
溜息をつき、早足で歩き出したその時だった。
「やめてI」
甲高い女性の声がしたかと思うと、その直後に金属音が鳴った。
「……何だ?」
こういうのは放っておけない性分なんだ。
特に困っている人を見ると助けたくなるし、助けないと後から罪悪感で押し潰されそうになる。
そのせいで損をしたり逆もまた然り。
この大雨のせいで声がかき消されたか、校舎内に雨宿りしたか、またその両方か、俺以外にその声を聞いた者はいなかったらしい。
校門にいたのは俺だけだった。
声がしたのは体育館裏。
黒服の男と、若い女性が揉めている。単なる痴話喧嘩だろうか、首を突っ込まないほうがいいのか。
というか高校内でナンパだの痴話喧嘩をする可能性は薄いよな……
「やめなさいってIあぁ、映光はまだなのI?時を止めてくれれば……っ」
「いいからそれを渡せと言っているだろうI研究に必要なんだI」
「貴方たちなんかに渡すわけないでしょうI?これは大事な形見なんですからI」
どうやら痴話喧嘩でもなく、宝石の取り合いらしい。
若い女性が持っていえうのは、水晶玉の中に蒼い宝石が埋め込まれているブレスレットだった。
俺は自分が雨に打たれていることも忘れ、その場で呆然としていた。
「ギフトの研究が進めば、膨大な力が手に入るI」
「いいえIギフトを悪用する者が必ずいるはずです。信用できない人間にこれを渡すわけにはいきません」
若い女性は、黒服の男に追い詰められていた。
壁に手を押し付けられ、身動きができない状態だ。
「さぁ、いいから早くそれをI」
黒服の男が彼女の手からブレスレットを取ろうとした。
まずい、このままでは彼女は――
事情はよく分からなかったが、この男の手にそのブレスレットが渡ってはいけないと思った。
俺は気が付けば財布から500円玉を取り出し、ブレスレットをめがけて弾いていた。
――カキンッ
「……えっI?」
彼女の手から勢いよくブレスレットが飛び出し、宙を舞って落ちた。
美しい水晶は、泥水に埋もれて汚らしくなっている。
「何をしているんですか?こんなところで」
――俺は一体何をしているんだ、危ないことには首を突っ込みたくないI
内心そう思っていたが、体が勝手に彼女を助けていた。
「警察でも呼びましょうか?」
「……っI」
黒服の男は悔しそうに顔を歪め、その場から立ち去った。
無様な足跡が残った。
「はぁ……大丈夫ですか」
俺はつかつかと弾き飛ばしたブレスレットへ歩み寄り、拾ってハンカチで拭くと、彼女に手渡した。
「あなた、お名前は?」
彼女はそれを受け取ろうとはしなかった。
「えっと……深峰響也、ですけど」
多分今俺の顔は、前髪が額に張り付いてカッパみたくなっているだろう。
できれば早くこの場を立ち去りたい。
「貴方ならギフトを……」
彼女は小声で何かボソッと呟いたが、俺には聞き取れなかった。
「あのー……」
「あげる」
「……はい?」
俺がもう行っていいですか、と言おうとしたのを遮り、彼女は俺の手にブレスレットを握らせた。
「そのブレスレット、貴方にあげるわ。私が持っていても、またアイツ等に狙われるだけだしね。貴方ならギフトが覚醒しても悪用しないでしょうし」
「はI?意味、分かんないんすけど……」
急にこんな高価そうな代物を押し付けられても困る。
形見だとか何だとか言ってたし……
「あなたには凄く助けられたわ。そのお礼だと思って頂戴」
「はぁ……」
俺がブレスレットから顔を上げた頃には、もう彼女はいなかった。
俺が体育館裏から出ると同時に、長い髪の女の子とすれ違った。
一瞬だったが、俺はその女の子にキッと睨みつけられた。
いや、俺じゃなくて俺の持っていたブレスレットを睨みつけていたのだろう。
急いでいたようだったが、目Iはよく分からなかった。
「遅いわよ、映光」
「すみませんI途中で一般生徒に見つかってしまって……Iそれで、7つ目の覚醒石はI?」
「無事よ。でも貴方ではない、別に人に託したわ」
私は先生の話を聞いて、さっきの男の顔を思い出していた。
自分でも気づかない間に歯ぎしりしていたが、もうどうにもできなかった。
はじめましてIかき氷ですI
色々掛け持ちしてるんで更新遅いかもですが宜しくお願いしますI
>>2登場人物
>>3ルール
>>4プロローグ
★登場人物★
前田 心海(マエダ ココミ)
主人公。中2。皆からは「ここみん」と呼ばれる。
植田 麻美 (ウエタ マミ)
心海の友達。中2。皆からは「麻美」と呼ばれる
高橋 賢人 (タカハシ ケント)
心海の幼なじみ。中2。皆からは「賢人」と呼ばれる
佐藤 I馬 (サトウ ユウマ)
賢人の親友。中2。皆からは「I」と呼ばれる
後から悪者たちが出てきますIなので人物はここまでにします。
★ルール★
○荒らしだめI
○喧嘩などもだめI
○暴言などもだめI
こんなんかなI
〈登場人物〉
樋口 凛香(ひぐち りんか)
花巻 明日香(はなまき あすか)
鈴木 蒼汰(すずき そうた)
福田 大樹(ふくだ たいき)
泉 陽一(いずみ よういち)
〈役職〉
村人︰3人
人狼︰1人
占い師︰1人
計︰5人
ゲームマスター『それでは話し合いを始めて下さい』
凛香「私、村人I」
大樹「僕もー」
明日香「占い師名乗り出る?」
凛香「それなーI占い師の人ー?」
蒼汰「はい、俺占い師だぜI」
陽一「は?俺なんやけどI」
大樹「どちらかは人狼と見ていいと思うな」
明日香「ということは」
凛香「今日と明日で2人共吊れば勝てるんじゃない?」
陽一「本物を吊るなやI」
蒼汰「俺が本物だってI」
大樹「とりあえず今日は陽一に票を固めよう」
ゲームマスター『話し合いをI了して下さい。これより投票に移ります』
〈投票結果〉
凛香→陽一
明日香→陽一
蒼汰→陽一
大樹→陽一
陽一→蒼汰
陽一→4票 蒼汰→1票
よって、陽一が処刑されます。
ゲームマスター『朝になりました。明日香が無残な姿で発見されました。2日目の話し合いを始めて下さい』
蒼汰「占い結果だI大樹は人狼だったI」
大樹「な、なんで僕がI」
凛香「じゃあ、それなら陽一は人狼じゃなかったわけ?」
蒼汰「そ、それは…。村人が占い師のフリをしたんだ」
凛香「うーん、蒼汰が人狼っぽいけどなー」
大樹「そのとおりだよ。僕は村人で蒼汰が人狼」
蒼汰「マジ俺じゃないぞーI」
凛香「もし蒼汰が占い師だとしたら、陽一はなんでわざわざ自分は占い師ですって嘘ついたのかな?」
蒼汰「しらねーよ」
「今配ったプリントに目を通しなさい」
担任の高杉晴夫が1年A組の教卓の前に立った。
生徒達は長い文字を目で追った。
『私立森園高校の運動会について 副校長 田中聡志』
『運動会の出場種目は最低1人1種目出る事。その条件を満たしていれば同一人物が何度出場しても良い事にする。』
『学級対抗リレーは他の競技に比べて特に配点が高いので、各クラスの中で短距離走のタイムが速い人から男女共二人ずつIんで下さい。』
『その他の競技はクラス毎の決め方で決めて良い。』
『クラスの応援団にI出された男女4名は今日の放課後以降毎日被服室で衣装を作る事。』
『競技の種類は、学級対抗リレー・応援団・短距離走・長距離走・二人三脚・台風の目・むかで走の7種類。』
「プリントから目を離しなさい。これより種目決めに移るがそうだな…、まずは学級対抗リレーだが」
高杉は一枚のクラス名簿の様な物を取り出した。
「この紙に書いてある4月に計測したタイムだと、男子が相澤涼、佐藤れおんで女子が有栖川侑希、市川奏音だ」
クラスの女王様、高峰茉里は不機嫌になっていた。
「せんせー、茉里は何番目ですかー?」
高杉は名簿を見て答える。
「えーと、高峰は女子17人中3番目だな。だが、トップの有栖川とは4秒の差がある」
茉里は歯を食いしばった。
― この14秒台の茉里がリレIじゃないなんてI ―
茉里は侑希の方を睨みつけた。
そこでハッとする。
― 待って、茉里とあいつとで4秒の差があるって事は、あいつのタイムは…10秒台って事? ―
茉里は手を挙げて言った。
「はーい。茉里、女子の応援団やりたいでーす。」
「わかった。他に応援団やる奴はいないか?」
そこで数名の男子生徒が手を挙げる。
「はーいI」
「おっ、お前らやるのか?」
男子生徒は首を振った。
「俺じゃなくて、有栖川さんを推薦しまっすI」
「わかった。女子は有栖川と高峰だな。男子は…、」
茉里にはこの後の話し合いなど聞こえなかった。
ただ、侑希に対する怒りが込み上げてくる。
自分は一番でないと気が済まないのだ。
「あんたの存在を絶対に許さない」
誰にも聞こえない声で彼女は言った。