部屋主(めんへらさん)のオリキャラ達の過去などの小説を自己満程度で載せるスレ(2)

1: 占ツクのめんへらさん:2020/09/05(土) 19:30

ここでは、占いツクールで活動している部屋主の私、めんへらさんが、自分のオリキャラ達の過去などの小説を自己満程度で載せに来るスレとなってます、私の事を知らない人は、BL、GL、NL、nmmnなどに耐性がある、または、そういったジャンルが好きな人のみが調べてください、知っている人達はそのまま生暖かい目で見守ってもらえると幸いです。
なお、荒らし目的の人は御遠慮いただきます、そしてここで、「私に関係ない事、関係ない話題」を出すのはやめてください。
未熟者ですが、よろしくお願いします。
(※※※※なお、検索避けもせずにnmmnの本人の名前などを言ったりするのはもっとやめてください、彼等とこのスレ、そして私とはは一切関係ありません。※※※※)

ではどうぞ

紺色の部屋【テーマ不透明】(1)

1: 匿名:2020/06/09(火) 23:49


寂しく、重苦しく、無音の紺色の室内。薄い灯はチカチカと、すぐそこに迫った
別れを告げている。そんな部屋の壁に寄りかかっているのは二人の青年だった。
一人は黒くバサバサした髪をしており、もう一人は白く軽い巻き毛だった。
どちらも健康的かそれ以下の体つきだった。そしてそれに似合わない黒く重々しい銃を双方が持っている。二人は話さなかった。ただ乱れた息を直しながら床、銃、入口付近などを順に見つめる。スッ、と息が整い、やっと二人は顔を合わせる。
互いに口元、鼻の下、額から顎にかけてなど、至る所に赤黒い血がついている。
2人は数秒それを見つめると、フッと目を逸らしその醜さを笑った。

「最後のさいごまで汚ねぇ顔しやがって」
「…そっちこそ。」

次に顔を見合わせた時はその顔に苦笑が残っていた。腹の底から笑えなかった
事に苛立ちと虚しさが残っている様だ。その顔を見たくないという様に目を閉じ
遂には片手に構えていた銃を相手に向けた。二回、安全装置が外れる音がした。

「「じゃあな」」

数十秒後には建物内の人間に銃が二発撃たれたことが知れ渡り始めた。

赤い部屋生活《ボクの日記》(2)

1: 小野寺 祐樹:2020/03/02(月) 21:53

《一日目》2Xxx/7/9

今日はお誕生日だった。プレゼントを買ってもらう代わりに、
お父さんとお母さんに頼んで部屋の壁紙を真っ赤にしてもらった。

今日から寝る時も起きる時もぜーんぶ真っ赤。

一人部屋の中で(4)

1: 作者負傷◆J2:2019/08/21(水) 14:08

また、この部屋だ。
>>2

2: 作者負傷◆J2:2019/08/21(水) 14:25

基本レス禁、アドバイス等は全然来てください、むしろ来て。

キャラ紹介

「……貴方に気にされる筋は無いはずだけど。」
【真伝 華璃那(sinden karina)】
年齢 16歳 高校一年生
性別 ♀
性格 何にも大して感情を持っていない、執着がなくて全てばっさりと切り捨てることも多々ある。
感情が無くなっている。理由は不明
ある日感情を知りたいと願い、寝ると不思議な部屋にいる夢を毎日見る
両親を亡くしている
容姿 ボサっとしたショートカット、色は黒色で目は虚ろ。
身長は普通だがお金がない為大きめのものを買っていて、軽く袖がダボッとしている
猫背
「お前を救いたいんだ!」
【木村 慎 (kimura maki)】
年齢 16歳 高校一年生
性別 ♂
性格 悪く言えば暑苦しく、良くいえば熱血な男
華璃那の事を気にかけていて、救いたいと思っている
しかし同時に過干渉でお節介
クラスの人気者って奴
喜怒哀楽が激しい
容姿 髪の毛は男子にしては長い方で、目はキラキラと輝いている
地黒で背が高い
筋肉質な体

「ここに来ちゃった?感情探しの旅へゴー!」
【???(マスクさん)】
年齢 ??
性格 ??
性格 掴みどころがなく、よく分からない
ひょうきんな感じでふわふわしている
?????
容姿 髪の毛はショートカット、マスクをつけているため顔が分からない
体はマントで覆われていてよく見えない

夢スレで話した人の小説部屋(35)

1: *翔乃星 悪天:2015/10/19(月) 18:48 ID:ItU

夢スレで話した方きてくださいー!

14: 猫又◆Pw:2015/10/20(火) 21:43 ID:ji2

 「適当な場所に座りな」
 メラニーは最低限度の言葉を吐くと、散らかった部屋に俺を招き入れた。
とはいっても部屋中に煙が充満していてはっきりとは分からなかったが、彼女が身の回りを片付ける性分でないことは誰の目にも明白だろう。
 俺は視界が悪い中、器用に散乱している物を避けつつ自分の居場所を確保する。
人でもオオカミでもなくバケモノである俺だが、ここら辺の習性はオオカミに類似しているらしい。
俺が居場所を確保したことを確認するとメラニーは「それで?」と話を切り出した。
「たしかに“あの子を食べた”んだろうね?」
「……あぁ。あまり腹の足しにはならなかったが味はよかった。さすがお前の子だ」
「そうかい……そうだろうねぇ」
 俺の腹が膨れていることを確認するとメラニーは目を細め、どこか恍惚とした様子で嗤った。
「私の子だ。質は上等だろう……」
「…………本当によかったのか? 食べて」
 わずかばかり、罪悪感があったのかもしれない。
こんな身の上である以上、汚い殺しはゴマンとやってきた。むろん良心などカケラもない俺だがさすがに今回の殺しには畏怖を抱かずにはいられなかった。
 だからというわけではないが俺はつい依頼主にいらぬ質問を投げかけてしまった。

「……」
 気まずい沈黙。メラニーは俺の言葉を聞いてしばらく顔をしかめていたが、「ふん」と鼻から煙を吹き出すと続けた。
「あの子は私を捨てたクソの子だ、出来損ないも同然さ……だのに」
その場にあったテーブルにメラニーがダンッと両腕を叩きつける。
「私の母親ときたらあの出来損ないをあろうことかアタシから守ろうとしやがった……。だから数ヶ月前に殺してやったのさ、私が! この手でねぇ!!」
 もはやバケモノよりバケモノらしい笑い声を上げるメラニーを見ないよう、俺は獣の姿のままこう告げた。
「あぁ。暖炉の前に老眼鏡があったよ……あのままで大丈夫なのか?」
「ハッ。あんな山奥にある小屋にこの季節、お前みたいな獣以外、誰が足を踏み入れるってんだい? 発見される頃には私はこの街から出て行ってるよ」

 そこまで話し終えるとメラニーは台所らしい場所へと乱雑に置かれた椅子をかき分け進み始めた。
「ともかく。よくやってくれたよ……今晩は泊まっていきな。殺人祝いに1杯やろうじゃないか」
「あぁ、ありがとう。残念ながら一杯やる気分じゃないが……」

 黒いドレスを翻しながら嗤うメアリーを見て。俺はまた同じ結論に回帰する。
あぁ。人間の心も白く美しいものであれば良いのになぁ……。
「それにしてもやっぱりあの子はマヌケな出来損ないだ!」
 あぁ。なぜ人間は俺達すら恐怖を覚えるほどの悪になりえるのだろう……。
「ずっと私を警戒していたくせに、あの老いぼれの小屋に行けると聞いて喜んで飛び出した! あはははははははは!! その先でお前が待っていることも知らずにねぇ!!」
 なぜ彼女はバケモノよりもバケモノらしい、歪な心を持っているのだろうか。

 しかしそんなことを考えている最中でさえ、死神のように残酷で魔女のようにイビツな彼女を見て、俺は素直に美しいと思えた。

 真っ黒なドレスを煙草のケムリでかき消すように。
彼女の黒い本心を知りながら、白い煙に巻かれた俺には彼女が……白く見えたのだった。

35: おっさん未明:2015/11/03(火) 01:19 ID:ETk

 メラニーは自宅に帰って、しばらくベッドに突っ伏していた。ガチガチとなる歯の音を聞くだけで、彼女が経験した恐怖がひしひしと伝わってきそうだ。

「自分は悪くない。
 自分を苛めてきた奴等に復讐してやる」

 夜、掠れた声でそう部屋に響いた。

「まずは私をこんなに怖がらせた……、あの叫び声……狼から復讐よ」


 数日後、復讐を切望した彼女の元に運良く、いいニュースが転がり込んできた。山を焼いて立ち入りがしやすくなる、というニュースだ。

 あの狼たちを抹消するのであれば、軽く小躍りしてもいいくらいだ。私の手で火をつけよう。あの狼たちを苦しめるために、私があの山を焼こう。町長に仕事を協力したいと相談すれば、ついでに私を見る目も変わって……苛めもなくなるかもしれないわ。



「ここ、平らでいいとこだな」
「家が建てられそうだ」

 木が燃える瞬間は私にどれだけの幸福を見せてくれたのだろう? 満足でいっぱいになった感情の器。思わず微笑みが漏れる。

 あの禍々しい生物も炭と化したか?

「ふふっ」

 おかしくてたまらない。カチャ、と耳に高い金属音が入る。音の方角に視線を転じると――禍々しい生物が一匹。

 でも。

 殺してしまうより、すごくいいアイディアを考えてしまった。あの狼を利用することができたら、どれだけの幸福がもたらされるだろう?

「ねえ。生きたい〜?」

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