〜便乗に便乗というのを知っているだろうか?〜自分語り

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1:匿名:2014/10/25(土) 22:17

いつだったか、当てるまで帰れま10が難民で大流行したとき、
便乗の便乗の便乗あたりで嫌気がさしたのを覚えている

何故かといえば、その帰れま10という発想に便乗したのではなく、
『○○を当てるまで帰れま10』の『○○』の部分まで完全に使っていたからだ
(確か内容は私の好きなボカロの曲だった気がする、がそこはどうでもいい)
つまりそれは便乗というかもうパクリのパクリみたいな
中国の生んだドラえもんを見て作られた中国のドラえもんみたいな感じで
…いや、それは言い過ぎかもしれない。まだ劣化はしてなかったから
ただ劣化していないとはいえそれはもうマンネリの域を超えてたのよ
マンネリじゃあ済まされないレベルでマンネリだったわけよ
いやマンネリっつかただのパクリだったし


と長い前フリは疲れたので割愛

要するに同じようなことをするときには少しズラした方がいい、ということ
今回の場合は本スレが「完全な自分語り」であるのに対し
便乗スレは「安価を使った創作」である
つまりこのスレはどうすればいいのか?

…それは…

安価を使わない創作

つーわけで俺の人生を語ってやるよ

2:匿名:2014/10/25(土) 22:18

えwww

3:匿名:2014/10/25(土) 22:20

ついに……この厨2野郎が動き出すのか……

4:匿名:2014/10/25(土) 22:23

便乗の神になるとか調子のってごめんなさい。

5:匿名:2014/10/25(土) 22:30

はよ

6:匿名:2014/10/25(土) 22:31

…まだ厨房だったころだ。
いや、厳密にはあのころはまだ小学校を卒業していよいよ中学生になるって時だっけか。
あの頃の俺は早く中学校に行って青春ってヤツを謳歌したくてたまらなかった。

そんな春休みのこと、俺は近くに住む不良に絡まれた。
歳は14,5くらいか、今になってみればまだケツの青いガキの頃だ。
俺はカツアゲされた。丁度その日はおつかいの途中で、一万円を財布の中に入れていた。
不良共は俺をボッコボコに殴って一万円を強奪すると、傷だらけの俺を嘲笑いながらどこかへ行ってしまった。

当時の俺は純真無垢なガキだったし、そりゃあ落ち込むどころの話じゃなかった。
俺はすっかり中学校に行きたくなくなっていた。あんな底辺のクズ共がいるような場所へなんか行きたくない……と。

とても冷静とは言い難い精神状態だった。中学校にそんな不良ばかりがいるわけでもなく、
寧ろ俺の行く予定の中学は真面目な奴ばかりがいることで有名なほどだった。

7:匿名:2014/10/25(土) 22:37

ほぅ……

8:匿名:2014/10/25(土) 22:42

入学式…。中学一年になった実感なんてどうでもいい。
というか、実感はあったが悪い意味で、だ。

春休みにあんなことをされて、完全に怯えきっていた俺にとっては
自分が中学生になったことに対して恐怖し、同時に罪悪感を覚えていた。

やはり、俺の行った中学に通っていたは真面目な奴ばかりで、
俺は何とか春休みのトラウマを乗り越えようとしていた。

……だが、そう簡単にはいかなかった。
中学の帰り道、また会ったのだ。あの不良に。
今度は高校生も数人連れてきていた。

恐怖で体が縮んだ。当時中一だったガキの俺にとって
高校生ってのは絶対に勝てない強大で凶悪なものだと認識していた。

以前会った不良共は俺の顔を見るなり、
「こいつ以前一万円持ってたぜ」と言った。
不良共は俺を囲むと、「少ねえな」とか「まあいいか」とか言いながら
俺に金を要求した。
周りに助けを求めようとしたが、こんな状況の人間に手を差し伸べてくれるような
男気のある奴が俺の中学にいるはずもなかった。
皆は俺を見なかったようにその場から立ち去っていく。

絶望していた。

9:匿名:2014/10/25(土) 22:49

続きを早くお願いします!

10:匿名:2014/10/25(土) 22:57

今日は金を持ってきてない、なんて言ったが最後、
きっと俺は前以上にひどい目に遭わされるだろう……
どこかで直感していた。

そんな時だったか、俺よりもヒョロい体で不良共の前に立ちふさがった男の子がいた。
そいつは「しょーもな」と挑発するように呟いた。

不良共はそれが癇に障ったらしく、男の子に対して殴り、蹴りを繰り返していた。
俺は隙を見計らって逃げ出した。ボコボコにされる男の子を置き去りにして。

今思えば、あれは正しい判断だったのかもしれない……なんてのは結果論で、
ただの言い訳だって分かってる。けど、そういう見方もできた。
もし、あそこで逃げていなかったら、あの子も俺も生きてはいなかっただろうから。

あの後、責任感――あるいは罪悪感か――を感じた俺は、
少し時間が経ったところで警察に通報していた。

警察と共に駆け付けたころには、既に不良共は逃げていた。

男の子は倒れていた。近くにはナイフが落ちている。
これで殺そうとして、警察を呼ばれてできなかった……ってことなのだろうか。

大怪我をしているようだった男の子は、その後すぐに救急車で運ばれていった。


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