そう、あれは今日のお風呂場での事。
蛇口を捻れば出てきた水は、まだ冷たかったけれど、しばらくすると……だんだんと温もりを帯びてきました。
完全に熱くなったシャワーを浴び、汗を洗い流すと、私は頭を丁寧に頭を洗いました。
続けて丹念に体を隅々まで洗い、泡を流すと、これまで付いていた嫌な汗っ気や垢が一度に流れ落ちたようで。心まですっきりと、伸びやかな気持ちになりました。
洗顔料を泡立てふんわりとさせると、そっと肌を包み込むように泡を乗せました。まるで母に抱かれるような、優しく心地よい感覚でした。
風呂場でするべき事の全てを終え
(つまり……どういうことだってばよ)
3:匿名:2015/05/08(金) 23:45 ただぼーっと宙を見つめていると、ふと、今朝の先輩方の話を思い出しました。
「なっちゃんアンタ、前髪、長くなってない?」
「えーそーかな……あ、でも確かに、先生方確か前髪は眉上っておっしゃってたものね」
その言葉を思い出し、私はハッとして目の前の鏡を見ようとしました。
ですが、鏡はシャワーの蒸気で白く、曇っています。
慌てて腕で鏡を拭うと、目の前に長い髪を肌にまとわりつかせた山姥……じゃなくて、私がいました。
前髪を櫛で梳かし形を整えてみれば、ああ、少し眉下に来てしまっているではありませんか。
母にいうのも面倒だし……ああ、ちょうどここにハサミがあるじゃない。
切ってしまおう。
私は思いました。
……この軽はずみな行動が、後の私を傷つける事になるのです。
(読めた)
5:匿名:2015/05/08(金) 23:56 私は自分の髪を自分で切るのは初めてではありませんでした。
と、言うものの、前にも似たような事があり、長くなっていた前髪を自分で切ったのです。
その時は割とうまくいったし、大丈夫だろう、と。
母にばれない程度に、浅く切ればいい。そう思っていました。
少し、震える手でハサミを持ち前髪の手前まで持ってきました。
とうとう、切るのです。
私の目線は、目の前の鏡に写る自分の前髪に集中してしておりました。
そして、これまた震えている左手でしっかり前髪の先をつまむと、そこに意識を集中させました。
「これぐらい切ろう」という目測をつけ、ゆっくり、ゆっくりと………ハサミをおろしました。
「……………あれ?」
風呂場に、私の間抜けな声が響き渡りました。
ああ、なんてこと。
このハサミ。切れ味が大変悪いわ。
せっかく緊張が高まっていたのに、これじゃあ台無しです。
仕方なく、もうちょっと力を込めて………ああ、また失敗。
もうちょい前髪を引っ張って……よし、いい感じいい感じ。
「えいっ!」
思い切り力を込めると……低い音が、小さく喉に響きました。
『ジョキン』
と、言うわけで!来週の匿名さんは〜?
「匿名、母に前髪をきったことがバレる」
「匿名、前髪を止めてごまかす」
「匿名、血迷った上にマスクを着用する」
のなかの一本をお送りいたしまあす!
それじゃあ来週も〜
ジャン★ケン★ポン!!
うっふふふふ!!!
ワロタ
3番目来い来い
9:匿名:2015/05/09(土) 00:51今深夜の匿名板で地味にレス数のバトルが始まってね?
10:匿名:2015/05/09(土) 00:56確かにwww
11:匿名:2015/05/09(土) 08:58そーなの?
12:匿名:2015/05/09(土) 09:00 まあそうっちゃあそうかも。
ハナっから前髪のことで相談しようとは思ってたけど、https://ha10.net/test/read.cgi/toku/1430835674/l50
のスレ見てなんかボワっとwwww
燃え上がりましたのね。
ハートが
>>12
最近妙に活気があると思ったけどこれかw
前髪止めたらハハーウェにバレなかった!
パパーウェにはばれそうだよ!ヤバイよ!
明日学校だから眠るね!チャオ!
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