☆年の差恋愛☆

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1:椎名:2015/02/20(金) 01:13 ID:bs6

・羽山 廉斗(21歳)
 自覚なしのイケメン
 どこにでもいる普通の会社員

・桜野 茉耶(14歳)
 天然キャラの愛され女子
 普通の中学2年生

・永谷 流星(14歳)
 学校1のイケメン
 茉耶の幼馴染み
 茉耶のことが好き

・新島 夕華(22歳)
 美人OL。何でもできる人
 廉斗の元カノ

2:椎名:2015/02/20(金) 01:28 ID:bs6

「おはようこざいます」

はぁ〜…またいつもと変わらない朝だ。
俺は羽山廉斗。
どこにでもいるフツーの会社員

「おはようございますぅ〜廉斗さんっ♪」

こいつは佐々木カナ。
俺のまわりをウロチョロしてるヤツ。
正直うざい存在

「おーっ!やっと来たか。羽山くん君にやって欲しい仕事があるんだ」

「はぁ…なんでしょう?」

「佐々木くんと一緒にこの家に行って欲しいんだ。」

俺は部長から紙を受け取って目を通してみた。
ん?これなんて呼ぶんだ?

「さくら…の?」

「ハッハッハッ!違うぞ『さくらの』ではなく『おうの』と呼ぶらしいんだよ!分かんないだろう?」

らしいってことは…
なんた部長も分からなかったのか。
ま、いつものことだ。

「で、二人とも頼んでいいかね?」

「私わぁ〜大丈夫ですよぉ〜?羽山さんわぁ?」

こいつと一緒なのはめんどいが…
仕事だから仕方がない
正直なところ今月金欠っぽいしな…

「分かりました。いってきます」

「おう!すまんな!頼むぞ〜」

__バシッバシッ

いって〜っっ!
くっ…部長なんであんなに力が強いんだよ!
加減しろよ!

「ほらぁ何してるんですかぁ?行きますよぉ」

そういって俺の腕に自分の腕を絡ませてきた。
チッ…相変わらず暑苦しい奴

「じゃあいってきます」

「まぁす!」

「行ってらっしゃい!」

3:椎名:2015/02/20(金) 02:01 ID:bs6

「あ、私助手席乗りたいなぁ〜?」

はあ?
誰がお前なんかに…
俺は好きなやつしか助手席にはのせないんだよ。
俺は適当に助手席に荷物をばらまかして、誰も座れないようにした。

「悪いけど今、助手席散らかってるからまた今度ね?」

「ぅ〜…分かりましたぁ」

ふぅ…良かった。
カナはおとなしく後ろの席に座った。

「じゃ、行く」

「レッツゴー!」

『レッツゴー』って仕事にいくんだけど…
てか、今日はどんなとこかな?
俺はそんなことを考えながら運転していた。

4:椎名:2015/03/03(火) 19:11 ID:bs6

えー…と…
地図的にはここらへんだけど…
マジで合ってんのか?
周りすげぇ山だけど。
カナに確かめるか…

「カ…「はい!なんでしょぉ!?」

「!?」

…び…びっくりした…
俺まだ名前全部言ってねぇのに…
俺は目を見開いてミラー越しにカナを見た。
カナは目を輝かせて俺を見ていた。

「あ、びっくりしましたぁ?」

「あ、うん」

「えへへ〜…だってぇ羽山さん全然話してくれないんですもん」

「え、わりぃ」

「いぃですよぉ〜。そーゆうとこも好きですからぁ」

好き…か
そういや俺…もうどれくらい恋愛してねーんだろ…
アイツと別れてからもうどれくらいだろうか…
あ、と…
場所だ場所…

「カナ。この道であってんのか?」

「えーと…はい合ってます!」

カナはウザイところもあるが地図を読んだり作ったりするのは得意中の得意らしく俺もそういう面では頼ってばっかだ。

「あ…この家ですよぉ!!」

カナが指差した家は結構の大きさで野球ができるんじゃないかと思うくらい庭が広かった。

俺はその家のそばに車を停めた。

5:椎名:2015/03/06(金) 00:27 ID:bs6

茉耶side

「おはよ。茉耶」

「おはよう。流星君」

私、桜野茉耶。中学二年生!
といっても後1ヶ月で三年生だけどねっ!
で、目の前の男の子は私のご近所さんで幼馴染みの永谷流星君!
すっごくかっこよくて人気なんだ〜

「今日はなんか人がくるんだろ?」

「そーだよ〜。なんかねお母さんがパソコンを買ったからネットに繋いでもらうんだって!」

「そっか。でもおばさん5時まで仕事なんだろ?その前に来たらどうすんの?」

「う〜ん…わかんない!」

「分かんないって…。今日俺、お前の部屋行くから」

なぜ、流星君が『お前の家』じゃなく『お前の部屋』と言ったんでしょーか!
それは…私たちの家は親同士が超仲が良くて永谷家と桜野家はコの字に繋がっているからです!

「わかった〜」

「おじさんは?」

「仕事で帰って来ないって言ってた」

流星君はふーんと頷いた。

6:椎名:2015/03/16(月) 15:03 ID:bs6

__バタン

「行くぞ」

「はぁい」

巨大な家の前に俺とカナは立った。
改めて見ると…デカイ
俺の家の数倍はありそうだ
俺はインターフォンを押した

__ピンポーン

「はぁい」

中からは女の子らしき高い声が聞こえてきた。
親は留守なのか…?

__ガチャ…キー…

「はい」

「………あ…」

中からは予想通り女の子が出てきた。
その子は中学生らしく制服を着ていた。
特別可愛いわけではないけど、俺は一瞬言葉を呑むくらいの不思議な衝動に駆られた。

それを『恋』だとはまだ知らなかった。

「あ、あの○○社の羽山と言う者ですがお母様かお父様はご在宅でしょうか?」

「えっと…すいません仕事です…」

「そうですか…ではまた日を改めてから伺います」

「よろしくお願いします。…あの」

「は、はい」

7:椎名:2015/04/04(土) 16:48 ID:bs6

「えっ、と…私の顔に何かついてます?」

彼女は顔を真っ赤にして尋ねた
俺…そんなに見てたか??

「プッ…いえ。すいません。何もついてないですよ」

俺は笑って答えた。

「そ、ですか?…アハハッ良かったです」

俺はまた彼女の笑顔に目を奪われてしまった。

「中学生…ですか?」

「あ、はい。中学2年生です。お兄さんは?」

「21です。…えーっと何か?」

彼女は俺の顔をジーッと見ていた。

「あっごめんなさい…だってお兄さんの顔真っ赤だから…つい」

…真っ赤?
咄嗟に俺は自分の顔を腕で隠してしまった。
あ…今絶対変に思われたよな…

「アハハッお兄さんカッコいいのに可愛いですねっ」

俺の頬はまた彼女の笑顔で赤く染まった…気がする

「あっ…簾斗さん!そろそろ…」

「あ、わりぃ」

はぁ…もうそんな時間か…
……んっ?
何でこんなに寂しんだ?

「あっ流星くんっ!」

彼女の声で俺はハッとした。

「あ、こんにちは」

…兄弟かな?
いや、でも兄弟に『君』はおかしいだろ
まさか…彼氏?
…彼氏…
何か…ムカつく

「では失礼します」

「はい。ありがとうございました。お兄さんさようならっ!」

俺はニコッと笑って車のある方向へ足を進めた。

「簾斗さん…どうしたんですか?」

カナが驚いた表情で聞いてきた

「何が?」

「だって、いつもは用事を済ませたらすぐ帰りたがるのに…今日はあの子と楽しそうに話してたし顔も赤かったから…」

「…俺は…フツーにしてたつもりだけど…」

「じゃあ何でそんなにイライラしてるんですか?あの男の子が出てきたときからずっと…」

確かに彼女があの男の名前を呼んだときなぜかイラついた。

「まさか…あの子に恋したんじゃないですか??」

__こ、恋?
俺は…彼女が好き…?
でも…アイツが他の奴の名前を呼ぶのはイヤだ。
…好きだとして…相手は14だぞ?
年の差が…

__俺は…どうすればいいんだよ…

8:椎名:2015/07/30(木) 21:13 ID:bs6

流星side

この鈍感め…
俺が部屋に行くって言っても顔色1つ変えねぇ…
俺はこんなにお前を想っているのに…

「……鈍感」

俺は茉耶の後ろ姿に向け、ボソッと呟いた。
茉耶はそれに気付いたかのようにクルッと体の向きを変えて

「流星君!早く帰らなきゃ!」

ニコッと笑ってそういった。
クッソ…俺ばっか振り回されて…なんか悔しい

「なーに?ジッと見てー」

「何でもないよ」

「そう?流星君変なの〜」

茉耶…
いつかお前を振り向かせる日が来るなら
俺は絶対に幸せにする
だから…

「…俺を選べよ」


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