幼馴染同士

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1:もも:2015/05/17(日) 14:14 ID:ZRo

第一章「美依菜ちゃんってかわいいよね?」花留side

私の名前は岡本花留。
小学校一年生。
私にはね、とってもかわいい幼馴染がいるの。
それはね、手島美依菜ちゃんっていうんだけどね。

2:もも:2015/05/17(日) 14:48 ID:ZRo

今は夏休み。
私は友達と一緒に公園で遊んでいた。
かくれんぼをしていたの。
「じゃー、オニを決めるよ!」
友達の菜々子ちゃんがじゃんけんをしようと腕を振りかざしたんだよ。
「じゃんけん、ポンッ!」
菜々子ちゃんの声で私はグーを出した。
すると、みんなはチョキを出していて。
私が一番先に子になっちゃった。
「花留ちゃん、早いねー」
「へへっ」
ピースサインをすると、皆はじゃんけんを続けた。
結果的に、亜美ちゃんが鬼になったの。
「100数えるからみんな隠れてね」
亜美ちゃんはそういうと、木の方を向いて数を数え始めた。
「いーち、にーい……」
私は一生懸命走ってね、ジャングルジムのてっぺんに隠れたんだ。
高いところが大好きだから、ここを選んだわけだけど。
「はるちゃん……」
セミの鳴き声にも負けそうな声が後ろから聞こえてきたんだよ。
ちょっとびっくりして振り向くと、そこには幼馴染の美依菜ちゃんが立っていた。
「ミーちゃん!どうしたの?」
私が訪ねると、美依菜ちゃんは小さな唇を開いた。
「ごめんね、花留ちゃん……みんな、どこにかくれたか分からないから、ついてきちゃった」
私は美依菜ちゃんの腕を引っ張って、私がいるところまで連れてきたんだ。
美依菜ちゃんって、こわがりだから、一人になるのは嫌なんだよね。
それにしても、美依菜ちゃんってかわいいよね?
服もかわいいし、肩まで伸びた髪を2つに結んでいる。
ワンピースに、髪を一つにまとめている私とは大違い。
「ミーちゃん、今日の服かわいいね」
「ありがとう、花留ちゃん」
本当、美依菜ちゃんってかわいい。
私も見習いたいよ。
「花留ちゃんとミーちゃん見つけたっ」
「あ……」
そんな会話をしているうちに、亜美ちゃんがひょこっと顔をのぞかせた。
にやりと笑って亜美ちゃんは嬉しそう。
「見つかったぁ〜」
「花留ちゃんたち、もっと小さい声で話さないとね。聞こえてたよ?」
「そっか、残念。ね、ミーちゃん?」
「うん」
美依菜ちゃんは小さく笑ってVサイン。
そのまま全員見つかって、夕方にはバイバイした。


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