笑顔

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1:日向◆KE:2015/05/25(月) 17:47 ID:y/2

やっば、保留中の小説めっちゃあるw
でも書きたいんで書きます!!!

*お願い*
・荒らしお断り、つか荒らすなら見るなw
・コメントしてください!
悪口コメントはいらん
感想、アドバイスなど!
・なるべく続ける!!!!
以上っ!!!

2:日向◆KE:2015/05/25(月) 17:58 ID:y/2


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・

      プロローグ

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・

3:日向◆KE:2015/05/25(月) 20:00 ID:y/2

キミに出会わなかったららこんなに切なくて苦しい想いしなかったんだね。

でもね、キミに出会っていなければ今みたいに笑顔でいられなかったよ。

・・・あの時、あの時間、あの瞬間。

・・・全部、全部、全部大切な想い出です。

4:日向◆KE:2015/05/25(月) 23:16 ID:y/2

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・

       第1章
      『変な奴』

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5:日向◆KE:2015/05/25(月) 23:28 ID:y/2

第1話『一目惚れ』

「ちょっと可愛いからって・・・」
「援交してるらしいよ!」
「全然喋んないし、何か暗い。」

・・・何て言葉聞き飽きた。

ずっとずっとずっと、言われ続けている。

正直辛い。

・・・でも負けたくないから。

ーーーーー篠岡小宵高校1年15歳

オレンジに違い茶髪のマッシュルームヘア。

前ボタン全開のブレザーに膝上のスカート。

お昼ご飯はいつも1人。

中庭のベンチで食べる。

・・・1人だと落ち着く。

耳を蓋しているヘッドホンからは恋愛ソング。

・・・恋って何だろう?

何ていつも考える。

「♪〜」

誰もいないのを確認し歌を口ずさむ。

すると

ーーーーートントン

6:日向◆KE:2015/05/25(月) 23:43 ID:y/2

「?????」

振り返ると、あたしと同じぐらいの髪の明るさでちょっと長めの前髪をゴムでちょんまげにしている男の子。

「・・・ん?」

と訪ねると

「キミに一目惚れしましたっ!」

・・・???

「・・・は?」

「付き合って下さい!」

「無理・・・」

即答。

「えぇ?!何でぇ?」

「一目惚れなんて信じらんない。」

「僕、キミのフワフワの髪が明るくてキレイな色してる所、キレイな横顔
・・・キレイな歌声に恋しました。」

7:日向◆KE:2015/05/26(火) 00:00 ID:y/2

「・・・気持ちは嬉しいよ、でもごめんなさい。」

「・・・何で?僕怪しい?」

「・・・ごめんっ、本当に無理っ!」

「どうして?」

「男嫌い・・・ってか人嫌い。」

「・・・じゃあ僕、キミがいいって言うまで何もしない。」

「・・・はぁ?」

「条件付けるんだよ!」

・・・条件?

「じゃあ、あたしが決める。」

「わかった。」

「手は繋がない、あたしに触れない、抱きつかない、キスしない、それ以上もしない。」

「・・・わ、わかった?」

「『?』除けて言って」

「わ、わかった。。。」

「じゃあいいよ。」

「やったぁ!」

そう言って笑顔ですぐ隣まで来た彼に叫んだ。

「近づかない!!!」

「?!」

「・・・あ、ごめん。」

いきなり叫んだからビックリした様子だった。

「付けたしね。」

「わかった!じゃあ、近づいても、手繋いでも、抱きついても、キスしても良くなったら言ってね?」

「うん。」

それはないだろうが。

この日からあたし達の運命は始まったんだ。

8:日向◆KE:2015/05/26(火) 18:00 ID:y/2

第1話『彼の笑顔』

「ねぇ!そういえばキミ、名前は?」

そういえばあたし達名前も知らないんだった。

「篠岡・・・」

「篠岡?」

「小宵・・・」

「小宵ちゃん!」

「名字で呼んで。」

「・・・えぇ!」

「いいから!」

「え・・・ご、ごめん」

「・・・」

あたしがここまでキツク言っても彼は笑顔笑顔笑顔、

そんなに笑顔を見せられたら・・・

9:日向◆KE:2015/05/27(水) 19:21 ID:y/2

お昼ご飯の時だった。

「こよっ・・・篠岡さん」

「なに?」

「今日さ放課後デート、しない?」

・・・放課後デート

「ヤダ」

「えぇー!」

彼は凄く大袈裟な反応をした。

「じゃあデートってどこ行くの?」

「どこって、そりゃ行きながら決めるんだよ?」

「・・・行きながら決める?」

「そう!」

そんな無計画なこと・・・!!

「キミは・・・」

「篠岡さん。」

「え?・・・何?」

「いい加減名前呼んでよ!」

って言われましても・・・

「・・・あたし、キミの名前知らない」

「・・・えぇー?!言ってなかったっけぇ?!」

「言われてないよ。」

冷たく言い放つと、彼は満面の笑みで言った。

「佐々木秋!」

「・・・佐々木秋ね。」

「そう!」

「で、佐々木秋はどこ行きたいの?」

「ちょちょちょちょ!」

「何?」

鬱陶しいと言わんばかりの声のトーンで言った。

佐々木秋はまた満面の笑みで言った。

「秋くんって呼んでよ!」

「え、ヤダ」

「えええぇー!良いじゃーん!!」

「絶対イヤだ」

「なんでさー!」

「何であたしがそんなカップルみたいなことしなきゃなんなきの?」

「・・・だって僕らカップルじゃん?」

・・・あ

「じゃあ佐々木くんでいい??」

「うんっ」

また彼は満面の笑みで言った。

10:日向◆KE:2015/05/27(水) 22:20 ID:y/2

「おいしいねー篠岡さんっ!」

「えぇ、あぁ、うん。」

あたし達はファミレスに来ていた。

佐々木くんはチョコレートパフェ、あたしはイチゴパフェ。

「・・・篠岡さん?どうしたの?楽しくないの?」

「ううん。普通だよ」

佐々木くんは一瞬切ない笑みを見せたと思ったらすぐさまいつもの満面の笑みになった。

「・・・篠岡さんさ、我慢しないで?」

「が・・・我慢なんて、してなっ」

「じゃあ何で泣きそうなの?」

・・・泣き、そう?

「・・・あたし泣いてないよ?」

「辛いならはきだせ、俺が受け止めてやる。」

誰?!

「・・・今?」

「ん?どうしたの?何かしんどいことあるなら僕に言ってよ?」

「・・・ありがとう」

そういってあたしは話した。

11:日向◆KE:2015/05/29(金) 20:58 ID:y/2

「小宵って暗いよね」「なんかいつも怒ってるし」

そんな風に言われ続けていたあたし。

でも、1人だけあたしの見方をしてくれる女の子がいた。

「小宵ちゃんっ♪」

「・・・優夏ちゃん」

「また言われたの?大丈夫?」

そう心配そうに問いかけてくる。

「・・・うん、大丈夫!」

「そっか♪」

そんなあるときだった。

トイレの個室に入ったとき

「優夏マジ最高!」

・・・優夏ちゃん?

そう思い扉を開けようとした瞬間

「でしょ?優夏、女優向いてるわ♪」

「ははっ!マジそれな!」

「でもアイツキモすぎ。」

・・・アイツ?

「あぁ、篠岡小宵っしょ?」

「そそ!なんか優夏のこと友達とか思ってんの!!マジウケるー!」

・・・友達、じゃない、の?

「嫌いなの?篠岡小宵のこと」

「当たり前じゃん!汚いわ!」

・・・優夏、ちゃん

目の前が真っ白になった。

ーーーーーガチャ

「優夏ちゃん。」

「・・・!!」

あたしを見て驚きを隠せない様子の優夏ちゃん。

「あたし、優夏ちゃんのこと友達って思ってた。」

「・・・で、でっ?」

「過去形」

「は、はぁ?」

「今は思ってねーよ」

「!!!」

その日からあたしは学校に行かなくなった。


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