キミは私の太陽でした

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1:日向:2015/06/24(水) 18:29 ID:y/2

日向です。
颯さんに評価してもらい散々だったので訂正しつつ書きますっ。
コメントよろです!
荒らしは通報する!

2:日向:2015/06/24(水) 18:49 ID:y/2

*登場人物*

松本 愛琉 マツモト アイル (女)

濱田 鈴風 ハマダ リンカ (女)

夏山 月花 ナツヤマ ツキカ (女)

西谷 隆空 ニシノヤ リュウク (男)

佐藤 瑞希 サトウ ミズキ (男)

広瀬 榛耶 ヒロセ ハルヤ (男)

※まだ新しいの出る思いますっ

3:日向:2015/06/24(水) 19:53 ID:y/2

愛琉side

高校入学してからもうすぐで3ヵ月

そろそろ学校生活にも慣れはじめてきた。

「そういえばさ、愛琉」

「ん?何?」

ニコニコ笑顔で私に話を振るのは仲良しグループの1人、濱田鈴風。

鈴風ちゃんは長い黒髪を耳の下でサイドテールをしている。

「髪伸びたよねー?」

「髪・・・?」

ホントだ。

入学前日に顎下で切り揃えたはずの髪の毛は、肩に着いている。

「てか愛琉の髪の成長、早くない?」

鈴風ちゃんが言うと月花ちゃんが笑って言った。

「確かにっ!ねぇ、愛琉!」

「ん?」

「ちょっとこっち来て!」

そう言われれば月花ちゃんの隣に座った。

「ウチが愛琉を可愛く大変身させてあげる!」

月花ちゃんのお母さんは美容室の店長さん。

だからか、月花ちゃんは髪のアレンジが上手い。

月花ちゃんがいつもしているお団子も、自分でしていると言うから驚きだ。

「はい出来たー!」

「月花スゴいっ!愛琉、すっごく可愛いよっ!」

そう言いながら手渡された手鏡を手に取って見てみる。

「・・・うわぁ、スゴ!」

ただ、降ろしているだけだった私の髪は片サイドが編み込みされていた。

「これで愛琉もモテるよ!」

「ないないっ!好きな人だっていないもん!」

「そのうち出来るよ、きっと」

「いいよねぇ、月花ちゃんと鈴風ちゃんは・・・」

「何で?」

だって・・・

「可愛いし、モテるし!」

「そんなことないよっ!」

ある!!

「・・・こんな私と仲良くしてくれてありがとぉー!」

私が大袈裟に言うと2人は笑顔で返事してくれた。

4:日向:2015/06/24(水) 20:45 ID:y/2

隆空side

ダルそうに廊下を歩いているのは今年入学したばかりの1年、西谷隆空。

ミディアムヘアの茶髪。
決して不良ではない。

「隆空っ!」

「・・・瑞希、榛耶。」

明るく俺の肩を叩くのは佐藤瑞希と広瀬榛耶。

瑞希はいわゆるなりヤンで態度はデカく、見た目は派手だが喧嘩とかはしない。こうみえていいヤツ。

榛耶は真面目そうだが、実はスゲーバカ。勉強は全くでいつもクラスのバカと成績の順位の最下位を争うようなやつ。

「なぁ隆空〜?」

「ん?」

「今日弁当の時クラスの女子2人連れてきてもいいー?」

「・・・あぁ。」

瑞希って女好きだな・・・。

すると、隆空は何かを思い出した様で『あ!』と言って話した。

「あのさ、俺の幼馴染みもいいか?」

「幼馴染み?いんの?!」

「おう、クラスでハブられてるみたいでよー。」

「いいけど、女の子?」

「おうよ。」

「可愛い?」

・・・は?
何てことを聞くんだ。

「わかんねー」

そのあとも色々話し2人と別れた。

5:日向:2015/06/24(水) 20:49 ID:y/2

*登場人物*(着けたし)

山本 由佳 ヤマモト ユカ (女)

篠原 唯菜 シノハラ ユイナ (女)

花山  薫 ハナヤマ カオル (女)

6:日向:2015/06/26(金) 18:21 ID:y/2

愛琉side

お昼時お決まりの恋バナをしていた。

「月花は好きな人いるのー?」

「えぇー、鈴風はー?」

二人がキャッキャッと恋バナをしているなか愛琉は一人お弁当を黙々食べていた。

「あたしは〜・・・アレ」

鈴風ちゃんの指差す方には平山くん。

「ひらっ!!」

驚いて叫びそうになる月花ちゃんの口を鈴風ちゃんがとっさに塞いだ。

「しぃーっ!!」

月花ちゃんはコクコク頷いた。

「・・・えっと、鈴風は平山が好きなんだ?」

「そー!月花は?」

興味津々と言う感じだ。

「・・・アレ」

月花ちゃんは深海くんを指差した。

「・・・深海ねぇ・・・」

「イケメンだし、優しいしー!」

「平山の方がじゃん!」

二人がしばらく言い合いした後鈴風ちゃんが言った。

「てゆーか、愛琉は?」

「・・・ケホッ!」

突然なので喉を詰めてしまった。

手元にある麦茶を飲み声を発した。

「まだいないよー!」

「・・・まだ?」

鈴風ちゃんが私の顔を除き込む。

「・・・分かんない。」

「「何が?」」

二人して聞いてきた。

「うーんと・・・『恋』とか『愛』言われてもいまいちよく分かんなくて」

「・・・はっ?」

鈴風ちゃんは口を開いたままだ。

「待って待って待って!」

月花ちゃんが頭を整理してから聞いてきた。

「恋が分かんないって、どうゆうこと?」

「そもそも、好きって感情が分かんない。」

次は月花ちゃんが口を開いたままになった。

「え?愛琉、恋したことないの?」

「うん。」

二人は驚いていた。

・・・恋ってなんだろう?

7:日向:2015/06/26(金) 23:02 ID:y/2

隆空side

「おいユウいくぞ」

「りゅー!」

ユウ、山本由佳、俺の幼馴染みであり好きな人でもある。

「いいか?」

「いこいこ♪」

ユウがポニーテールを揺らしながら言った。

そう、今から弁当。
いつも一人で食ってるユウにとっては誘われたことが相当嬉しいらしい。

「友達できるかなー?」

「さぁな。」

なんて会話をしながら食堂に入る。

どこで食ってんだ、アイツら

探していると俺を呼ぶ声が聞こえた。

「隆空ーーーっ!」

「おう!行くぞ、ユウ」

「あ、うん。」

机には瑞希と榛耶と女が二人座っていた。

「まぁ、座れー!」

明るくいい放つ瑞希。

すると榛耶が言った。

「アレ、俺の彼女。」

アレと指差すのはツインテールの大人しそうな女。

「へぇ、名前は?」

「花山薫。」

花山薫ね。

ふと、ユウが心配になり三人の会話に耳を傾ける。

「ウチ、山本由佳!」

根は明るいんだよな。

「篠原唯菜です!」

へぇ、初めて見るな。

「花山薫です!」

「唯菜ちゃんと薫ちゃん!」

明るく言うと篠原が優しく言った。

「ユイでいいよ!」

「わかった!ユイね!」

「カオはカオでいいよ!」

「カオ!ねぇ、カオは自分のことカオって言うんだね、可愛い!」

花山が照れつつお辞儀する。

まあ、ユウに友達できて安心。

8:日向:2015/06/27(土) 16:24 ID:y/2

愛琉side

「ふーんふんふーん♪」

屋上でベッドホンをして鼻唄を歌う愛琉。

ふと気配を感じ、ベッドホンを外す。

・・・誰かいるのかな?

「♪〜」

「!!!」

男の子の鼻唄が聞こえる。

・・・鳥肌立った。

上手いってゆーか、それ以上だよ。

「♪〜」

すごいなぁー・・・

思わず近付く。

「♪〜」

「あのっ!」

声を掛けるとその人はすごく驚いていた。

「人いるの気付かなかった、すみません!」

「・・・上手いですね。」

「え?」

「鳥肌立ったです。」

すると男の子は言った。

「ありがとう。じゃあね」

そう言ったら去っていった。

・・・すごかったなぁー


「・・・あぁっ!!」

名前聞くの忘れた。

多分先輩だろうなー。

9:日向:2015/06/28(日) 20:32 ID:y/2

隆空side

昼休み、一人の屋上。

頭になり響く失恋ソングを口ずさむ。

「♪〜」

一人だからと思いっきり鼻唄を歌う。

・・・すると

「あのっ!」

?!?!

びっくりして振り替えるとショートボブの片方だけ編み込みした女の子がたっていた。

「人いるの気づかなかった、すみません!」

謝ると女の子はいきなり意味のわからないことを言った。

「・・・上手いですね。」

「え?」

「鳥肌立ったです。」

よくわかんねーけど、一応はお礼言った方がいい?

「ありがとう。じゃあね。」

恥ずかしさから早く逃れたくて急いで逃げた。

・・・あの子も1年かな?

何科の子だろう?

10:日向:2015/06/28(日) 20:46 ID:y/2

愛琉side

放課後、教室で話していた。

「愛琉、どした?」

月花ちゃんに言われる。

「・・・ん?」

「ボーッとして。」

・・・あぁ。

「ううん。」

「ふーん。」

月花ちゃんはまだ何か聞きたげだったけど、鈴風ちゃんとの話を続けた。

・・・あの人が歌ってた曲なんだろう?

んんー・・・わかんない!

ま、いっか♪


月花ちゃんと鈴風ちゃんと話終えて帰ろうとしていたら

「愛琉っ!」

笑顔で近いてくる人影

「・・・雄弥っ!」

神崎雄弥、家も隣の私の幼馴染み。

「お前帰んの遅くね?」

「・・・そーかな?」

「おーよ。」

話てたら遅くなったなんて言えない。

心配性の雄弥はきっと怒るから。

「雄弥は早いじゃん。」

「今日は早めに終わったんだよ。」

「へぇー。」

雄弥は野球部。

でも坊主じゃない。

「愛琉は部活入んねーの?」

「うん。」

「なんで?」

「なんでって・・・理由はないけど。」

「ふーん。」

そんなやり取りしていると、家に着いた。

「んじゃね!」

「おう!」

雄弥と別れて家に入った。


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